事業継続(BCP,BCMS)に関する資格制度
国内で取得できる主な資格制度は3種類
日本国内で取得できる事業継続の資格制度は3種類あり、いずれも4つのレベルから構成されています。これらの資格を取得しているということは、事業継続のプロフェッショナルであることを示します。
1.BCI(Business Continuity Institute:英国)の提供する資格制度(CBCI)
- AMBCI: Associate Member of the Business Continuity Institute
- SBCI: Specialist Member of the Business Continuity Institute
- MBCI: Member of the Business Continuity Institute
- FBCI: Fellowship of the Business Continuity Institute
2.DRII(Disaster Recovery Institute International:米国)の提供する資格制度
- ABCP: Associate Business Continuity Professional
- CFCP: Certified Functional Continuity Professional
- CBCP: Certified Business Continuity Professional
- MBCP: Master Business Continuity Professional
3.BCAO(NPO法人事業継続推進機構:日本)の提供する資格制度
- 事業継続初級管理者
- 事業継続上級管理者
- 事業継続主任管理者
- 事業継続指揮者
これらの資格制度は、事業継続のプロフェッショナル人材育成の必要性を訴える声の高まりに後押しされて、多少の時期の前後はあるものの、2008年から国内での制度運営がスタートされました。(ただしBCAOはもともと日本固有の制度)
いずれの資格制度も、資格取得者に対して、事業継続体制構築のための手順に精通していることを求めています。したがって、いずれも企業のBCM構築を実践する立場の方に適した資格と言えます。
認証取得を考えているならCBCI受験がお勧め
BS25999-2認証取得を目指される企業のBCM担当の方で、資格取得を検討されている場合は、CBCI試験を目指されることをお勧めします。
なぜなら、BCIの試験は、BCIが発行するGood Practice Guidelines(GPG)に記載されたベストプラクティスに基づいて出題されますが、このGPGは、日本の認証制度実証運用において認証基準とされるBS25999のベースとなったガイドラインだからです。
また、JIPDEC(日本情報処理開発協会)の推進する日本国内の第三者認証制度『BCMS適合性評価制度』において、CBCIは審査員の資格要件にも含まれています。
なお、CBCIの試験に合格し、次の通り一定の実務経験を有する場合、BCI認定プロフェッショナル会員資格を申請することができます。(会員資格所得には、その他にも推薦状の提出などの条件があります)
- AMBCI:フルタイムでの1年以上の実務経験が必要
- SBCI: フルタイムでの2年以上の実務経験が必要
- MBCI: フルタイムでの3年以上の実務経験が必要
- FBCI: フルタイムでの6年以上の実務経験が必要
資格試験の勉強をされる中で、あるいは、ベストプラクティスの研究をされる中で不明点や疑問点がございましたら、弊社コンサルタントまでお気軽にお問い合わせください。
2009年10月26日 (文責:髙木 真樹)
| 関連リンク |
BCI Japan HP: BCI認定試験について DRII HP BCAO HP |
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