「リスクを取って新しいものを手に入れる方法」
私は叔父の影響で小さい頃からバイクが大好きでした。16歳になってすぐに中型免許を取得しましたが、時の流れとともにバイクから遠ざかってしまい、「もうバイクには乗らないかも」と思っていました。
ところが数年前あることがきっかけで、もう1度バイクに乗りたいと思うようになり、どうせ乗るなら大型バイクだ!!と大型自動二輪の免許を取得しました。
身長157cmの私にとって大型バイク(教習は750cc)は、最初はとても大きくて重く感じたのですが、いざ運転してみると、もう排気量の小さいバイクには乗れない・・と思いました。バイクに力があるので、ムリなく、あっという間にスピードが出ますし、実はとても軽快で私のようなヘタクソが楽な気持ちで運転しても、速く走る楽しみを味わうことができるのです。これはかなり気分がよく、“バイクは自分の生活には欠かせないもの”と再認識させられました。
けれど世間一般的には “バイク=危険なもの” と思われています。
私の周りにも、『大型二輪の免許を取ってもう1度バイクに乗りたいけれど、家族が承知してくれない』と嘆いている方が意外にたくさんいらっしゃいます。私はたとえ家族が反対しても、どうしても譲れないことはどんどん実行してしまうのですが(笑)、普通はそんなことしたら、軋轢を生んで、家庭内不和を招いてしまうかもしれません・・・。
そこでひと足先に大型バイク生活を楽しんでいる私が、まずは免許取得の許可をもらえるよう、『リスクマネジメントを活用した説得方法』をご提案してみたいと思います。
現時点では免許取得すら反対されてしまっている状況を想定して、下記のような流れで考えてみたいと思います。
- 目的・・・・もう1度バイクに乗る(しかも大型バイク!)
- 目標・・・・ご家族に大型二輪免許取得の許可をもらう
- 方法・・・・“バイク=危険” ではなく“きちんと対策をすれば事故の危険を減らすことができる”ということを認識してもらう
- 手段・・・・リスクマネジメントの手法を使って、事故の危険性を低くする対策について具体的に説明する
『バイクはとにかく危険』というような漠然とした不安をご家族は抱いていると思います。確かにバイクに乗る危険性は決して低くはありませんが、まずは明確に、
(1)どういうことが事故を引き起こすのか(ハザード)を知ってもらいます。
それに対して、
(2)自分がどんなことをするか(リスクコントロール)を具体的に説明して、
その結果、
(3)事故の可能性はかなり低くなるということアピールします。
リスクコントロール策については低減策(頻度を下げる)と軽減策(強度を下げる)両方を用意します。
【リスク低減策】--------------------------
事故をできる限り起こさない状況下で乗る
1.安全運転を励行(すり抜けなどはなるべくしない、等)
2.雨の日と夜間は極力乗らない(事故発生確率が違う)
※フルカウルの高価なバイクを買うという手も?!
【リスク軽減策】--------------------------
万が一事故にあっても最小限のケガで済ます
1.皮製やプロテクター入りの長袖ジャケットを着用(夏は地獄!)
2.最低限長いパンツを履く(皮製がベター)(こちらも夏は地獄!)
3.常にブーツをはく(玄関が地獄!)
4.ヘルメットのあごひもは必ず締める
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以上の説明によって、「ひょっとして事故はそう簡単には起こらないのかも・・・」という印象を与えられるのではないかと思います。
もちろんうまくいくかどうかは、ご家族のリスク感性とご自身の日頃の信頼度に委ねられるのかもしれません(笑)。そして、首尾よく再検討してもらえることになったら、最後に
(4)それでも事故の危険はゼロにはならない(残存リスク)ということを説明します。
もし、ここで不穏な空気が流れてしまったら(5)金銭面の対策もある(リスクファイナンシング)(例:保険、十分なヘソクリ・・・等)という最終兵器を投入します。(私自身はこの対策を用意できないので(笑)、できれば言わずに許可をもらいたいところです)
最終判断は、この残存リスクを
A) 取れる(リスク保有) →免許取得の許可(やった!!)
B) 取れない(リスク回避) →ガ~ン!やっぱりダメか(しかしあきらめない!)
もちろん、現実はこんなに簡単な話でないことは承知していますが、あきらめない心と、確信を持ってリスクを取ることによって初めて他人と違う楽しみを味わうことができるのだと思います。
今年、私は 『チャレンジして、新しいもの(事)を獲得する』
そんな1年にするべく、まずはNEWバイク(CB750cc)入手から始めようと思っています。



