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コラム

新型インフルエンザ感染危険度診断テスト 結果発表

2009年06月10日

期間  2009年3月18日~5月15日(2ヶ月間)
有効回答数  261人(214社)
対象地域  全国

診断結果総括

当該調査から大企業においては危機管理体制の構築や備蓄の確保など、組織としての対策が進んでいるものの、中・小規模企業ではまだ取り組みが不十分であることが明らかになりました。一方で、従業員の教育や知識の普及に関しては、残念ながら企業規模に関係なく圧倒的に不足していることもわかりました。

新型インフルエンザのような人的被害をおよぼす脅威に対しては、従業員の教育および感染予防こそが大きな被害を未然に防ぐ最も効率的且つ効果的な防御策です。今後、企業は体制構築とともに従業員の啓発にも取り組む必要があると言えます。

診断結果ポイント

企業の取り組みが個人に浸透していないインフル対策
 
当該調査は日本全国261名のビジネスパーソンへを対象に、2ヶ月間に渡りWeb上で診断テストを受診していただいた結果をまとめたものです。奇しくも当該感染診断テスト開設後間もなく、新型インフルエンザの感染が世界中で拡大したことから、たくさんの方に興味を持っていただきましたが、結果としては、多くの企業が対策不足の状況であると言わざるを得ません。

当該テストでは、新型インフルエンザに対する企業(もしくは組織)の取り組みと従業員である個人の取り組みという2つの側面から感染危険度を診断しています。具体的には、組織の側面においては、企業が団体としてどのような環境にあるのか、また予防策に取り組んでいるのか、ということです。一方で、企業が予防や感染拡大阻止に取り組んでいたとしても、従業員である個人がその私生活において外部で感染してしまったのでは、企業を危機にさらすことになることから、従業員の環境の傾向と感染予防対策を診断しています。

結果、企業においては予防策が実施され感染危険度低減に努力している傾向が見られるものの、64%の企業が「かなり危険」、もしくは「危険」な状態にあり、さらに個人においては殆ど対策がなされておらず、全体の83%が「かなり危険」もしくは「危険」な状態にあることがわかりました。

大企業は対策も充実の傾向。小規模企業はこれからか。
 
感染危険度は、環境要素と対策状況の2つの側面から判断しています。組織がどのような環境におかれているかは、どのような予防策を取る必要があるかということにも密接に関係します。たとえば、海外拠点との人員交流が盛んだったり、不特定多数の人が出入りするオフィスであったりすると、感染源の侵入確率が高くなります。

こうした環境要素に関しては、やはり大企業の方が新型インフルエンザへの感染危険度は高く、企業規模が小さくなるほど危険度は低減しています。

一方で、そうした環境の中で企業としてどのような対策を講じているかという対策状況の調査結果としては、小規模企業においては対策が圧倒的に不足しており、49%の企業が「かなり危険」な対策状況にあり、「比較的安全」な状況にあるのはわずか20%でした。

具体的には、「マスクや手袋、ゴーグル、消毒約などの正しい使い方について、従業員に教育をおこなっているか」「新型インフルエンザが発生した場合に、職場の清掃・消毒を実施するための体制・備品の準備がなされていますか」「職場の湿度を50%以上に保っていますか」などの質問をしていますが、一様に対策ができていると答えた方が20%未満、一部対策をしている方を含めても約半数と非常に低い結果になっています。
 
個人レベルでの対策は企業規模に関係なく進まず

一方で、個人レベルのインフルエンザ対策について調べたところ、どの企業規模においても個人レベルでの対策はまだまだ浸透していないという結果になりました。

「新型インフルエンザの感染防止策や、発生した場合に取るべき行動について、家庭内で意識共有されていますか」という質問に対しては56%の方が「全くあてはまらない」と回答しており、「新型インフルエンザの流行に備えて、マスクや手袋、ゴーグル、消毒薬などを家庭に備蓄していますか」「新型インフルエンザ流行時に外出を控えられるよう、最低限(2週間程度)の食料品・生活必需品等を備蓄していますか」という質問に対して、対策をしていると答えた方はどちらも全体の10%前後、一部対策をしている方を含めても30%前後と、極めて低い数値になりました。.

診断結果のポイント

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企業の取り組みが個人に浸透していないインフル対策
当該調査は日本全国261名のビジネスパーソンへを対象に、2ヶ月間に渡りWeb上で診断テストを受診していただいた結果をまとめたものです。奇しくも当該感染診断テスト開設後間もなく、新型インフルエンザの感染が世界中で拡大したことから、たくさんの方に興味を持っていただきましたが、結果としては、多くの企業が対策不足の状況であると言わざるを得ません。

当該テストでは、新型インフルエンザに対する企業(もしくは組織)の取り組みと従業員である個人の取り組みという2つの側面から感染危険度を診断しています。具体的には、組織の側面においては、企業が団体としてどのような環境にあるのか、また予防策に取り組んでいるのか、ということです。

一方で、企業が予防や感染拡大阻止に取り組んでいたとしても、従業員である個人がその私生活において外部で感染してしまったのでは、企業を危機にさらすことになることから、従業員の環境の傾向と感染予防対策を診断しています。 結果、企業においては予防策が実施され感染危険度低減に努力している傾向が見られるものの、64%の企業が「かなり危険」、もしくは「危険」な状態にあり、さらに個人においては殆ど対策がなされておらず、全体の83%が「かなり危険」もしくは「危険」な状態にあることがわかりました。

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大企業は対策も充実の傾向。小規模企業はこれからか。
感染危険度は、環境要素と対策状況の2つの側面から判断しています。組織がどのような環境におかれているかは、どのような予防策を取る必要があるかということにも密接に関係します。たとえば、海外拠点との人員交流が盛んだったり、不特定多数の人が出入りするオフィスであったりすると、感染源の侵入確率が高くなります。

こうした環境要素に関しては、やはり大企業の方が新型インフルエンザへの感染危険度は高く、企業規模が小さくなるほど危険度は低減しています。 一方で、そうした環境の中で企業としてどのような対策を講じているかという対策状況の調査結果としては、小規模企業においては対策が圧倒的に不足しており、49%の企業が「かなり危険」な対策状況にあり、「比較的安全」な状況にあるのはわずか20%でした。

具体的には、「マスクや手袋、ゴーグル、消毒約などの正しい使い方について、従業員に教育をおこなっているか」「新型インフルエンザが発生した場合に、職場の清掃・消毒を実施するための体制・備品の準備がなされていますか」「職場の湿度を50%以上に保っていますか」などの質問をしていますが、一様に対策ができていると答えた方が20%未満、一部対策をしている方を含めても約半数と非常に低い結果になっています。

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個人レベルでの対策は企業規模に関係なく進まず
一方で、個人レベルのインフルエンザ対策について調べたところ、どの企業規模においても個人レベルでの対策はまだまだ浸透していないという結果になりました。

「新型インフルエンザの感染防止策や、発生した場合に取るべき行動について、家庭内で意識共有されていますか」という質問に対しては56%の方が「全くあてはまらない」と回答しており、「新型インフルエンザの流行に備えて、マスクや手袋、ゴーグル、消毒薬などを家庭に備蓄していますか」「新型インフルエンザ流行時に外出を控えられるよう、最低限(2週間程度)の食料品・生活必需品等を備蓄していますか」という質問に対して、対策をしていると答えた方はどちらも全体の10%前後、一部対策をしている方を含めても30%前後と、極めて低い数値になりました。

調査結果詳細

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各設問への回答は下記のような分布でした。

あなたの会社あるいは事業所についてうかがいます。

1.新型インフルエンザが発生した場合に、情報収集や伝達、各種意思決定を行うための危機管理体制が準備されていますか
2.新型インフルエンザの感染防止策や、発生した場合に取るべき行動について、従業員の認識向上につながる取り組みを行っていますか
3.新型インフルエンザの流行に備えて、マスクや手袋、ゴーグル、消毒薬などを会社に備蓄していますか
4.マスクや手袋、ゴーグル、消毒薬などの正しい使い方について、従業員に教育を行っていますか
5.新型インフルエンザが発生した場合に、職場の清掃・消毒を実施するための体制・備品の準備がなされていますか
6.職場の湿度を50%以上に保っていますか
7.従業員や訪問者等の中に感染した可能性のある者がいた場合に、すぐに発見できような仕組み(入館時の体温測定等)を準備していますか

 

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  1. 職場へ日常的に不特定多数の訪問者がありますか
  2. 海外に支店・拠点または取引先があり、月に一度以上スタッフの行き来がありますか
  3. オフィスが、国際空港・港湾に近接していますか
  4. 営業スタッフ等の従業員が定期的に訪問する取引先が、国際空港・港湾内にありますか
  5. 全従業員中に占める「40歳以下の従業員数」が、半数を超えていますか

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あなたの会社あるいは事業所の従業員についてうかがいます。

13.新型インフルエンザの感染防止策や、発生した場合に取るべき行動について、家庭内で意識共有されていますか
14.新型インフルエンザの流行に備えて、マスクや手袋、ゴーグル、消毒薬などを家庭に備蓄していますか
15.新型インフルエンザ流行時に外出を控えられるよう、最低限(2週間程度)の食料品・生活必需品等を備蓄していますか
16.自宅の湿度を50%以上に保っていますか
17.通勤・通学手段に電車・バス等の公共交通機関を利用していますか
18.海外旅行に年に1回以上行きますか
19.保育施設および学校(小中高校、大学、予備校、専門学校等)に通っている同居者がいますか
20.通勤・通学時に人の多く集まる繁華街あるいはターミナル駅を通過しますか

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