コンサルタントコラム

シャドーボクシングはかっこつけるためじゃない!

2016年11月10日

コンサルタント

清水 洪軌

コンサルタント 清水洪軌
皆さま、こんにちは。コンサルタントの清水と申します。
コラムコーナーに登場するのは初めてです。
以後、よろしくお願いいたします。

私は仕事終わりの時間や休日を利用して、
都内のキックボクシングジムへ通っております。

実は高校生のころ格闘技好きが高じて、
少しかじっていたのですが、
今回の転職を機に「なまっていた身体を鍛えなおして、
心身共に強くなる」という決意の下、
キックボクシング再挑戦に至った次第です。

ところが、いざ始めてみますと
身体の動かし方は覚えていても体力が全然持ちません。
再挑戦初日に至ってはすぐに息切れを起こしてしまい、
次の日には全身筋肉痛というありさまでした。
我ながら情けない…。

しかし、就職してから今日まで
運動らしい運動をしてこなかったので、当然といえば当然。
ここは基本的な練習を通じて、
体力づくりから始めることに路線変更です。

ということで、打撃系格闘技の基本練習といえばシャドーボクシング。
ご存知の方も多いかと思いますが、
実際に対戦相手と立ち会っている状況を想像しながら、
移動や攻防の動きを行うトレーニングのことです。
イメージトレーニングと反復練習を兼ねたまさに基礎練習。
私もこれをきちんと行うことから再スタートです。

そんなシャドーボクシングですが、
行うにあたって意識すべきポイントが2点あります。

まず1点目は「繰り返す」こと。
シャドーボクシングは攻防技術や移動方法を何度も動きながら行い
確認し、修正し、身体に慣れさせていくことを目的に行います。
実際に身体は何度も同じ動きを行うことで、
その動きに負担を感じなくなります。まさに「慣れ」ですね。

「こう動こう」と考えて動くのではなく、
無意識のうちに適切な動きができるようになる。
そうなることで、新しく習った動きを付け加えてみたり、
人の動きを真似てみたりして、より高度な技術の習得につながっていきます。

2点目は「動き続けること」。
実際の試合をご覧になるとよくわかりますが、
格闘技において大切なことはまさに動き続けることです。
これは止まっている標的より、
動いている標的の方が攻撃を当てにくいという至極単純なお話です

相手に的を絞らせないために、
常に動き続けることは大切な技術の一つです。

当然、相手をイメージするシャドーボクシングでも
常に動き続けることが重要です。
戦う相手をイメージしながらずっと動き続けるというのは、
実はかなり負担がかかる活動で、
実際に行うとなるとランニングと同じくらいの活動量になります。

何となくかっこつけているように見られることもあるようですが、
決してパフォーマンス目的で行うものではありません。

と、ここまでシャドーボクシングについて簡単にご紹介いたしましたが
シチュエーションを想像しながら
実際に身体を使って行うという点は、
様々な訓練に共通していると思います。

地味ですし、やってみると意外と疲れるという点でも似ているかもしれません。
ただ、「本番に強くなる」という点も間違いなく共通しています。

そして、訓練やトレーニングにおいて最も大切なのは、
「何のために行うのか」という目的です。
行うこと自体が目的なのではありません。

実際に行うことで「どうなるか」を意識し、
理解することが大切なのです。
社内で実施している防災訓練などが行事のようになってきていると感じたら、
どんな目的の下で行っているのかを改めて思い出してみてください

私も「格闘技をやっている自分」に満足してはいけません。
「強くなる」という目的のために、これからも動き続けて参ります。
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