コンサルタントコラム

料理がくれた3つの機会

2017年06月09日

コンサルタント

玉川 朝恵

コンサルタント 玉川 朝恵
みなさま、こんにちは。
コンサルタントの玉川です。

6月に入り、これからますます暑くなっていきますね。

みなさんは暑い時こそ辛いものや熱いものを食べたくなりますか。
それとも
冷たいものをささっと食べたくなりますか。

私は食べることが大好きなのでどちらも捨てがたいです。
ですが今回は食べる前段階の「料理」の話をさせて頂きたいと思います。

上手いか下手かは別にして、私は料理を作るのが好きです。
なぜなら料理はこれまで私に様々な機会を与えてくれたからです。
とはいえ、大学に入るまでは
恥ずかしながらほとんど料理をしたことがありませんでした。
専ら食べるのが専門です。

しかしそんな私にも料理をしなければならない時がやってきました

留学です。
大学生の時に一年間スウェーデンに留学したのですが、
スウェーデンは物価も高く、毎日外食をしていると破産してしまいますし、
いい機会だと思い自炊を始めました。
料理に関しては何とかなるだろうと思い、
特に何の準備もせずに日本を発ちました。
しかし、想像していた以上に料理は難しく、初めのうちは難儀しました。

パスタを茹でるときは、約4リットルは入るであろう深鍋に、
なみなみの水を入れて一人分のパスタをゆでていました。
まずお湯を沸かすだけで大変な時間がかかります。

また、炒めるときはとにかく強火。
弱火と中火があることを知らないのかという程なんでも強火で炒め
よく食材を焦がしていました。煙が立ち込め、
火災報知器を鳴らしたことも幾度となくありました。
身長が高くないため火災報知器に届かず、
よく隣人の部屋に火災報知器を止めてとかけこんだものです。
常習犯だったので仕方ありませんが、
私ではない誰かが鳴らしたときも翌日友人から
「昨日も鳴ってたね」と言われることもありました。

失敗談を上げだすときりがありませんが、
帰国後、このままではだめだと一念発起し、
少しの間でしたが料理教室に通いました。
そこでまず一つ目の機会をもらいました。
心遣いの在り方を学ぶ機会です。

小さな料理教室でしたが、先生は心の広い大変大らかな女性でした。
口癖は「食べてもらう人のことを考えて、
愛情をこめて作れば良いのよ」でした。
「必死になって灰汁とりしてる人もいるけど、
灰汁だってある種素材から出たうまみ。
お菓子作りと違って、分量を厳密に測らなくていいんだから、
神経質になる必要もないの。」

先生からは気張らないことを教わり、
その心持なら私でも続けられそう、と思いました。
また、相手のことを思って作ったその料理を、
おいしいと言って食べてくれた
その顔を見たときの喜びを味わう機会を得ました。
これまで自分のためだけだった料理を
人のために作ったりするようになってからは、
その人の体の調子や好き嫌い、
アレルギーを考慮するなどより工夫をするようになりました。

二つ目は国際交流の機会です。
 大学院入学に伴って東京に出てきたのですが、
大学院には非常に多くの中国からの留学生がおり、
幸いにも彼女らと友達になることができました。
入学後2カ月経ったころ出身国の料理を作る
パーティーを開催することになりました。
中国といっても広いので、
それぞれの郷の多種多様な料理を作ってくれました。
さらに、作り方もよく教えてもらいました。
その中でも特に好きな料理の一つに
「西紅柿炒鶏蛋」と呼ばれる料理があります。
発音が難しいので私は「トマトタマゴ」と呼んでいます。
文字通りトマトと卵を炒めたお料理なのですが、
教えてもらった分量で同じように作っても
友人が作ってくれるようにうまくできません。
おそらく「食べてもらう人のことを考えて、愛情をこめて作って」
くれているからなのだと思います。

そうなると今度は中国だけでなく
様々な国の料理に挑戦してみたいと思うようになりました。
韓国人の友人からはキンパや水キムチ、
ヤンニョムチキンという唐辛子を
たくさん使用したチキンの作り方を教えてもらったり、
中東に旅行に行った友人からはフムスの作り方を習ったりしました
そうして教えてもらった料理を留学生の友人とよく一緒に作りました。
それらの小さな小さな国際交流が
私の大学院生活をより充実させてくれました。

最後に料理は心を落ち着ける機会にもなっています。
平日はそんなに料理をしませんが、仕事が終わって帰宅し、
多少遅い時間でも包丁を握って何かを切っているときは、
肩の力が抜けるような気がします。
料理をすることでストレス解消になる人は結構いるようです。
メニューを考えたり、効率よく調理したりする作業は適度に脳を使い、
それが癒しの効果になるそうです。
普段そんなにストレスは感じませんが、
それでも自分にとって手軽に心を落ち着け、
癒される手段を知っているということは幸運なことだなと思います

これまで料理が私にくれた3つの機会について述べてきましたが、
料理という一つの行為から得られるものは人それぞれ無数にあると思います。

これからも様々な機会にめぐり合わせてくれることを期待して、
さらに多くの国の料理を作れるようになろうと思います。
とりわけ弊社には世界各国様々な国に
滞在していた方が在籍しておりますので、
滞在先の国の料理のことを聞いてみます。

まずはアフリカからです。
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