コンサルタントコラム

正々堂々幸せになる

2018年01月10日

代表取締役社長

副島 一也

代表取締役社長 副島 一也

皆様、明けましておめでとうございます。
平素大変お世話になりありがとうございます。
今年も何卒宜しくお願いいたします。

さて、唐突ですが、人は誰しも「幸せ」を望んでいると思います。
しかしながら現実は「自分を幸せにしないための努力」を日々重ねたり
していないでしょうか?

「そんなバカな!」なのか、はたまた、もし万が一そんなことあったら、
どうしたらよいのか?

実はこれらもリスクマネジメントを実践することで解決していく、
そんな話をしてみたいと思います。

リスクマネジメントは、不確実なことを特定して、コントロールするものです。
なので、幸せになるにあたって不確実なことをコントロールしていけば
確実に幸せになるはずです。

しかしながらここで、我々は難問に直面します。
それは、自分が目指す「幸せ」って何かということです。

向かうべき的(まと)がはっきりしていなければリスクマネジメントは
できません。
ここではっと気づきます。
「あれ、自分が目指そうとしている姿がはっきりしていないぞ」

今年のお正月ですが、私は家族の住むイギリスの自宅に戻り、家内や
4人の子供たちと家族6人みんなでお餅をつき、手作りのおせちを囲み、
年初の抱負を発表しあい和やかに過ごしました。

そんなありふれた普通の家族でいられることに本当に感謝しています。

しかしながら、振り返ってみますと、本当にお恥ずかしい限りですが、
若かりし頃の自分には「自分を幸せにしないための努力」を重ねていた
時期がありました。

私は25年前に結婚しました。
新婚時代の土日には、家内を連れて会社に行き、一日中会社の机に
かじりつき、家内は隣の席で本を読んだりしていました。
出産などそういう大切な時にはなぜか必ず重要な商談や出張が入ります。
はたまた、20年前に渡英しました。
遠く離れた英国の地で、昼は商談、夜は夜で、夜の世界に繰り出し、
24時間仕事中心に活動していました。よく家内は我慢してくれたものです。
実際、かなり険悪な時期があったことは否定できません。

そんな中、自分がリスクマネジメントコンサル事業をやるようになって、
自分の、また我が家のリスクマネジメントを自ら実践するべしと思い立ち、
いざやろうとすると、はて、
「自分の目指そうとする姿がはっきりしていない」
という前出の思いにいたりました。

とりわけ、目指そうとしている家族の姿について家内とちゃんと
話さえしていなかったことに気づきました。

そうした話を家内とするようになり、さらに情けなかったのは、
それまで自分の人生を良くしようと努力してきたつもりが、
全く逆の努力をしてきたのではないかということでした。

そのままでいたら、家内や子供たちから早晩見放されていたことでしょう。
そうして仕事を辞めて気づくのです、自分と和やかに一緒にいてくれる家族は
どこにもいない。

そんな人生は望んでいなかったはずですから、今考えただけで恐ろしくなります。

リスクマネジメントに取り組んだことで私の人生は変わり始めました。

このようなことが、生き方に未熟な私に起きたことは仕方ないですが、
もしかしたら、もっと他の場所でも起きてないでしょうか?

例えば、職場において、はたまた家庭において、自分がなりたい姿は
誰しもはっきりしているでしょうか?

職場においてもいろいろ不確実なことが起きます。
上司や同僚と衝突します。
なにくそと自分のすべきことを責任を持ってしっかりやり遂げる。
素晴らしいことです。

だがしかし、必ずしもそうした行動は自分を幸せにしない可能性もあります。

周りとの協調が乱れ、確執が深まっていく、そんなことを起こしていないでしょうか?
そうするための努力を重ねているともいえる状況です。
自分はどうでありたいのか?
周りは関係なく、自分さえ自分の仕事がしっかりできていれば良い、と思っているのか。
もしくは、信頼できる仲間と、協力し合って何かを成し、一緒に達成感を
分かち合えるような自分でありたいと思っているのか。

改めて、自分のなりたい姿をはっきりさせることが重要です。

それさえはっきりしたら、後は正々堂々、そうなるための努力をして、
阻害する努力を止めることです。
家庭においても職場においても、周りをすぐに変えることは自分にはできません。
しかし自分が変わることは自分の意思で出来ます。

何かにチャレンジする良い機会である新年、まったく新しいことにチャレンジ
することも大事ですが、本来どうなりたいのかをはっきりさせ、
その上で、それを阻害する現環境の要因を特定し、コントロールする。

もう普通にリスクマネジメントを実践することで出来ますね。

さあ、今年も、自分、家族、同僚、お客様が「正々堂々幸せになる」ための努力を
安心安全に進めていけますよう全力で取り組んでまいります。

至らぬことも多く、躓いたり、転んだりしながらと思いますが、
引き続きご指導・ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い致します。