コンサルタントコラム

自転車に乗ってみる

2018年11月02日

コンサルタント

狩野 隆之

コンサルタント 狩野 隆之

このコラムを読んでくださっている方々は、
一日の多くの時間をデスクワークで過ごすことも多いのではないかと思います。
私もその一人で、そういう日が続くと体を動かしてリフレッシュしたい、
特に秋になってからは天気もいいし週末くらい外に出たいという気分になります。
そこでスポーツをやろうかと思うのですが、施設が遠いだとか、利用料金が高いとか、
何人か人を集めないとできないとか、何らかの理由で結局は重い腰が上がらないまま
だったり、始めたとしても三日坊主で終わったりしてしまいます。

やる気になれるもの、続けられるものがないかといろいろ考えていたところ、
身近なところで見つかりました。自転車です。
自転車自体は7年くらい前から持っていたのですが、いわゆるママチャリのようなもので、
近所で買い物するのに使う程度。これに乗ったからといって気分爽快というわけでも
ありませんでした。
が、半年くらい前にタイヤがすり減ってきて交換が必要になったので、
思い切って新しい自転車に買い換えました。
今までと同じだとつまらないので、もっと乗りやすいものにしようと考え、
お店の人の話も聞いてクロスバイクを買ったのが正解でした。
車体が今までより軽い上に、チェーンやギアがステンレスなので、
屋外の駐輪場で保管していても錆びずに良い状態が続いています。
何より気に入っているのは、少し踏み込むだけですぐに加速してくれることです。
ロードバイクには及びませんが、速い自転車に不慣れな私にはこのくらいで十分ですし、
デスクワークでは味わえない物理的なスピードを体感できるので、
週末はいつも自転車を楽しんでいます。

私の場合はこのような始め方でしたが、
なんといっても手軽に始められるということが最大のおすすめポイントです。
自転車やヘルメットを買う必要があるのはやむを得ませんが、
いったん買ってしまえば長い間使えますし、追加費用はチェーンにさすオイルなど
微々たるものです。
また、免許や資格がなくても乗れますので、乗り方さえ身についていればすぐに
始められます。
当然ですが、一人で楽しめるので他の人を集める手間もかかりません。

このようなハードルの低さだけなら散歩でもよいのですが、
自転車だと散歩に比べてかなり遠くに行けるので、普段見られない風景を見たり、
非日常的な場面に遭遇する機会が増えます。
私がこの夏に出会ったのは、隣町の神社で恵比寿様の像の絵を描いている小学生でした。
夏休みの宿題なのだそうで、少し日が傾きかけた夏の午後、恵比寿様の前でしゃがみ、
近くに蚊取り線香を置いて真剣な目で絵を描いていました。
日本的な風情があるなあと思い、オフィスで働く日常を離れてノスタルジックな気分になりました。
もちろん、こういうことが毎回あるわけではないですが、
いつもより遠くに行って帰ってくるとそれだけで達成感がありますし、
膝や腰にあまり負担をかけずに有酸素運動ができるという点も自転車ならではだと思います。

良いことが多い自転車ですが、気を付けないといけないポイントもあります。
車道の端の方を走ることが基本となりますが、路上駐車している車、
お客が乗降中のタクシーやバス、石や木片などのごみ、道路工事の結果生じた段差が
あったりすると、後ろから接近する車にも気を付けながら運転しないといけません。
また、夕方や夜は一層気を付ける必要があります。
車の運転手から自転車は非常に見えづらいため、私は反射板だけでなく電池で光る
ランプも付けています。
こういった交通安全だけでなく、遠乗りする場合には自分の体力も考える必要があります。
帰りの体力を残さないと、東京のようにアップダウンが多い道では、
単純に距離で予想していたよりも疲労が大きくなりますので、
楽しいはずの自転車が苦行になります。

いつ乗るか、どれくらい遠くに行くかは、皆さんの気持ち次第です。
体を動かしたいなと思ったら、自転車に乗ってみてください。
知らないうちに続けたくなっているはずです。

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