コンサルタントコラム

良質なインプットのためのYouTube

2021年02月10日

チーフコンサルタント

井本 龍彦

皆さん、初めまして。新卒入社の井本です。今回、初のコラムになります。以後、よろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の初の感染報告から一年以上が経過しました。一日も早く終息し、新規感染者の増加がニュースで報じられない日がくることを願うばかりです。
新型コロナウイルスの流行という大きな試練は、人々が生活環境や働き方を変える契機となりました。その一つが、テレワークへの移行です。もちろん、仕事内容によっては難しいこともありますが、新型コロナの流行により多くの企業でテレワークへの移行が進められました。なかなか変えるのが難しい「働き方」を変化させることができたのは、将来的にはプラスにつながることでしょう。

弊社も、去年3月から本格的にテレワークが始まりました。私は4月からの入社でしたので、4月1日の初出社日はリモートでのスタートでした。仕事を始める環境が最初からリモートだったことで、環境の変化を感じることなくスムーズに働き始められた気がしています。テレワークには通勤時間がかからないというメリットがあるため、今ではリモートで働けることに感謝している部分もあります。

さて、このようにリモートワークも一般的になってきましたが、働き方が変われば、生活も変わりますよね。自宅にいる時間が増えたと思いますが、皆さんはその時間をどんなことに使っているでしょうか。
私は、動画を観る機会が増えました。YouTubeやAmazon primeなどなど、コンテンツが豊富で、観ていると時間を忘れてしまうこともあります。好きなジャンルは、ライフハック系や、食事、サプリといった健康系、音楽、お笑いとたくさんありますが、その中でも、最近私がはまっている、本要約系チャンネルの話をしたいと思います。

本要約系チャンネルとは、その名のとおり、1冊の本を10~15分くらいでわかりやすく説明してくれるというものです。アニメーションが使われているので、難解な本でもとてもわかりやすく、すんなりと理解することができます。また、再生数の多い本要約系チャンネルのコンテンツは、非常に良く練られた構成になっています。コンサル業界では口を酸っぱくして言われる、「結論から話せ」「数字を使え」「端的に説明しろ」という話し方のポイントが集約されており、端的にものを伝えるのが苦手な方もとても勉強になることでしょう。

ここまでの話で興味を持たれた方は、この辺でこのコラムは読み終えて、早速YouTubeを検索してみてください。きっと、興味を引く内容があると思います。ここまで読んでも興味を持たれなかった方は、もう少しお付き合いいただければと思います。ここからは、私のおすすめを紹介します。

それは“習慣形成コンサルタント”である吉井雅之氏の「習慣が10割」という本を要約した動画です。「○○は9割」というのは、今やキャッチコピーの王道ですが、ついに、「10割」と豪語する本が出ました。「早起きができない」「ダイエットしたいのについ食べ過ぎてしまう」「タバコをやめたいのに、やめられない」。そんな悩みを持つ人は多いことでしょう。本書によれば、これらの悩みの原因はただ一つ、「習慣の作り方を知らないから」。本書では、どんな習慣を身に付けるかで人生が決まる、ということが熱く語られ、具体的なメソッドを紹介してくれています。私はこの方法を取り入れて、早起きや運動を毎日欠かさずできるようになりました。

私のおすすめは、本要約系チャンネルの動画を観て、同時に本も読むことです。時間がなくまずは手っ取り早く要点を知りたいという人には動画が役に立ちますが、全貌をしっかり理解して咀嚼するには本を読むことも大切でしょう。本書については多くの動画がアップされているため、同じ本を、どんな風にまとめているかを比較してみるのも面白いと思います。

新型コロナウイルスが我々に与えた影響は大きいですが、その環境の中で「何ができるか」「何をするか」はこの先より重要になってくると思います。「何かしたほうが良いと思うけれど、何をしたら良いかわからない」という方は、本要約系チャンネルを観てみるのも良いのではないでしょうか。この環境下でも「成果を出せる」「生産性を上げられる」良い習慣を身に付ければ、コロナ後に活躍できるはずです。そんなことを思って、私もこれから、頑張っていこうと思います。

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