コンサルタントコラム

大人の身だしなみポイント

2010年09月15日

コンサルタント

村田 成巳

東京都BCP策定支援事業プロジェクトを担当している村田と申します。

記録的な猛暑に見舞われた今年の夏、皆さんはどのような暑さ対策をとられましたか?
予期せぬ出来事が、自分の良し悪しの判断に拘らず降りかかって来ることは、 ビジネスでもプライベートでもよくあることです。 このようなリスク回避は自然と対応出来てしまったことは良くあると思いますが、 その結果は千差万別です。

事前に計画が出来ていれば、結果は良い方向に導かれます。 やはり、「転ばぬ先の杖」的な発想は必要なのです。

私は、社会人になって初めて就いた仕事が、紳士服の販売業務でした。 それから30年ほど百貨店・外資系ブランド等の販売・情報システム・ 人事関連の経営管理の業務に携わり、現在は事業継続計画BCP策定の お手伝いをさせて頂いております。

そこで今回は「身だしなみのリスクマネジメント」という観点で 少しお話をさせて頂きます。

お客様に紳士服を販売する際に、色々なアドバイスをしましたが、 まず心がけていたことはその人が「何の目的で紳士服を買うのか」ということです。 例えば、スーツを購入する場合、ただ単に通勤着(ユニフォーム代わり)として考えているのか、 今度大事なビジネス案件のプレゼンがあるのでその時に着用するのか、 新製品の発表会があるのでその司会をする時に着用するのか、 等々色々なオケージョン(場面)があります。 その用途をお聞きすることにより、より適切なスーツを提供したいと思い接客をしていました。

日々皆さんがお仕事をしている中で直面する紳士服のTPOにおける 「身だしなみのリスクマネジメント」について考えてみましょう。

よくある事例として、勤務中や就業後に急に発生するこんなことはありませんか?
  • 日中、お取引先の新商品の発表パーティーがあるから同行するように言われる
  • 就業後、重要なお取引先との接待があり、急に同席するように言われた
  • 今夜、友人の誕生日パーティーがあるので誘われた
  • 友人同士のカジュアルなパーティーに誘われた

こんな時、今日の自分の服装を省みて、「まずい」・「これでは参加しづらい」・ 「先方に失礼かな」等々思うことがあるかもしれません。 でも大丈夫です、私の経験からもプロのアドバイスからも、 次の4点が用意出来ていれば心配することはありません。

毎日用意することは大変ですが、上記で掲げた突然の出来事も事前に 「なにか臭いを感じたら」、用意をして出勤することにより解決できます。

1.ボタンダウンシャツを着用する
(特にカジュアルなパーティーに参加の可能性がある場合)

ボタンダウンシャツ(BD)はネクタイを外しても襟元・胸元が崩れにくいものです。 レギュラーシャツでネクタイを外すと、襟が乱れて左右非対称になるケースがありますが、 洋服は特に中心ラインが大事です。中心が乱れていなければ全体像は清潔感・ 信頼感・活性感等が保たれます。 ネクタイを外す際にはBDがお奨めです。

2.シューズはコインローファータイプを

ローファーとは紐ひもを結ぶ必要のない靴でスリッポンとも呼ばれ、 どちらかと言うとカジュアルな服装に合うタイプですが、 そのルーツは、アクセント兼お守りとして1ペニー(1セント)の硬貨を埋め込んで 履くのが1950年代のアメリカ、特に東海岸の大学生に大流行したのがその名の起源で、 卒業式のセレモニーにも着用していたようにフォーマルな場面でも通用するアイテムです。 オンデューテイ・オフデューテイ共に活用できるシューズです。 何かのタイミングで、コインローファーのうん蓄を語ってください。 豆知識として思わぬ効果があるかもしれません。

3.ポケットチーフ・ハンカチを有効に

ポケットチーフを持っていると、カジュアルな場でもフォーマルな場でも、 その折り方によって使い分けが出来ます。 シャツ・ネクタイのカラーに合わせた物を持ち合わせていると、 あらゆる場合にワンポイントの身だしなみとして有効活用できます。 またハンカチも注目すべきアイテムで、パーティーや会食の際に何気なく ポケットから取り出したハンカチの雰囲気(しわの具合・素材・色合い等)により、 身だしなみの評価がされることがあります。

4.自分の服装に自信を持つ

自分がその場における自分の服装(ファッション)に自信を持っていないと、 他人から見た時に評価は必ず悪い結果になります。 その自信のなさの雰囲気が醸し出されて相手に伝わってしまうのです。 どのような場面でも、自信を持って自分は似合っているのだという気持ちで臨んでください。

そのためには、当日起こるだろう出来事を事前に察知して備えることが重要です。 準備をしたならば、後はその場に自信を持って臨むのみです。 準備に不備・不安があると、良い結果が出ないことが多いようです。

今回は身だしなみ(ファッション)についてお話しましたが、 ビジネスでもプライベートでも毎日違う側面から色々な出来事が起こってきます。 これらに対応するために、出来る限り悪い影響を避けるために、 いち早く正常な状態に戻すために、リスクマネジメント的な考え方は必要だと思いますし、 ことのつまりは自分を助けることに繋がるのではないでしょうか。

暑さが和らいで来た時に一気に疲れが出て体調を崩すことがあるようです。 どうかお身体に気をつけて、ビジネスにプライベートに充実した日々をお過ごし下さい。