コンサルタントコラム

私と中国との関わり

2012年09月26日

コンサルタント

與儀 陽介

こんにちは、與儀陽介と申します。

前職では、
有料老人ホーム運営会社に在籍しておりました。
経営企画と業務企画を経て、
ホーム施設長を約3年間担当しておりました。

本年度から東京都BCP策定支援事業に携わっております。
どうぞよろしくお願いいたします。

今回は私の人生が中国に近づいた一連の出来事と
それを受けて私が感じたことについて
お話したいと思います。

もともと私にとって中国という国は
「三国志演義」や「十八史略」など
中国古典の世界で触れるだけの存在でした。

しかし3年前、初めての海外旅行で
友人に会うために中国広東省広州市を
訪れたことがきっかけで、
私の人生に「中国」がぐっと近づきました。

その後、都合5回、中国に行きましたが、
最初に広州白雲空港から中国に入り
市街地に向かう高速道路から見える
多くの建設途中の建物を見たときの印象は
『中国はやはり大陸なのだ』というものでした。

第一印象で
島国である日本とのギャップを肌で感じた私は、
車の往来の激しい道路を、
信号が赤でもお構いなしに渡ろうとする群衆や、
埃だらけの街の空気、
表通りの近代的なビル街とは対照的な
裏通りのレトロな佇まいを眺め、
『この国は難しい国だ』と思いました。

しかしそういう側面に興味を持った私は、
帰国した後、
もっと多くのことを知りたいと書籍をあさりました。
中国古典だけでなく、様々な書籍に触れることで
「面子」や「関係」を重んじる中国人の行動原理や
現代中国の多様性を内包した政治経済事情、
外交事情等を改めて知りました。

こうして得た知見が幸いしたのかどうかは
わかりませんが、
それからしばらくして、
上海市直轄の商業プロジェクトに関わる機会を得ました。
空港ターミナルビルを含む大規模な商業施設に
日本企業を誘致するというプロジェクトでした。

とても大規模な計画であるにも関わらず、
十分な準備もないまま、
開始されたプロジェクトであったため、
自分自身としても
必ずしも満足のいく結果を出すことは
できませんでした。

けれど、
そこでの私の仕事ぶりを見ていた方が
中国での農業プロジェクトを紹介してくれました。

また、別の方からは前職の経験を買われて
中国内陸地方で行われる高齢者事業の
顧問になってもらえないかという
お話を頂いたりもしました。

どちらの場合も 私が関わらせて頂いた方々が
繋いでくれたチャンスです。
そしてそのチャンスそのものを生み出し続ける
中国という国の
勢いと溢れるパワーを身を以って感じました。

最初は個人的な理由からでしたが、
積極的に中国という国や文化、
そこで暮らす人々について理解し 、
それを受入れることによって、
人や仕事との出会いが次々と生まれ、
繋がっていきました。
ためらわずに中国の懐に飛び込めば、
新しい可能性が広がるということがわかりました。

自分自身が 異文化だから、外国だからなどといった
固定概念にとらわれることなく、
積極的に「知る」、ためらわずに「関わる」
という姿勢をなくさなければ、
また違うチャンスを掴めると確信しています。

私のお話は「中国」でしたが、テーマや仕事は違っても
誰もがその姿勢次第で、何時でもチャンスを掴める
可能性に出会えるのではないかと思います。

本事業においても
この姿勢は貫きたいと思っています。

そして ご支援させて頂く皆様を
「知ること」と、「関わること」によって、
新しい可能性をご一緒に見つけ出していきたいと
思っております。