コンサルタントコラム

布石は理由を説明しないもの

2014年04月09日

コンサルタント

上本 美紀

初めまして。ニュートン・コンサルティングの上本と申します。
会社近くの半蔵門・市ヶ谷の界隈は桜が非常に綺麗で実に良い季節です。

ところで。
子供の頃より将棋や囲碁で遊んでいましたが、
市ヶ谷にある棋院会館を見かけてからは、
ネット囲碁の無料会員として、
たまにネット上でお誘いを頂いた方ときままに楽しんでいます。

非常に強い方を相手に、置き碁を幾つも置いてやる機会もあります。

特に強い相手の時が多いのですが、
次の一手が重要というその肝心の場所に
お相手の布石が置かれていることがよくあります。

初心者のための置き碁は場所が微妙にずれていたりすることが多く、
全く役に立たないわけではありませんが、
実力者の置く布石の威力とは比べ物になりません。

対面碁の時に
「どうしてそこに布石をするの?」と聞いたこともありましたが、
納得のいく定かな答えを得たことはありませんでした。
布石とは、経験がなす技の一つなのだと悟り、
いつしかそういう質問もしなくなりました。

コンサルティングの現場でも、
布石を打つのとよく似た局面があるように思います。
「ああ、ここではこれかな」と、
なんとなくやっておくことも多いため、
なぜという答えにあまりきちんと答えられない
実にさりげないものも結構あります。

長いお付き合いのお客様に対しては、
こういう気づきを多く見つけお伝えすることができ、
お客様側も特に違和感もなく、
「ああいいですね」と実行されているように思います。

我々サービスを囲碁の布石のように有効活用して下さるお客様と
これからも多く接していきたいと思っております。