コンサルタントコラム

部屋が広くなる地震対策インテリアのススメ

2014年07月02日

コンサルタント

南 明日香

こんにちは、コンサルタントの南です。
物をため込む血筋なのか、引っ越しのたびに大量の廃棄物が出ます。
実家で使っていた部屋は現在もカオスですが、
今の家は汚部屋ではありません。念のため。

私事ですが今年の3月に引っ越しました。
理由は複数ありますが、
引っ越しに伴って断捨離の実行と
部屋のインテリアを変えたかったというのも理由の一つです。
とはいえしがない単身用の1Kの賃貸、
インテリアに凝るといっても限界があります。
また、首都直下地震の発生可能性が高まっている今、
BCPを生業としている以上、
自宅の地震対策も考慮に入れる必要があります。
しかしですね、
いわゆる地震対策って見た目が今一つだと思いませんか?
見てくれを優先して自分の身の安全を犠牲にするのか、
という向きもあるかと思いますが、
洗練された外見の確保と安全性の向上を図ることができる方法があれば、
それに越したことはないと考えています。
そして、住宅事情の良くない日本において、
狭い部屋を広く見せようという涙ぐましい努力は、
実は地震対策にも応用できるのです。
今回の引っ越しにあたって参考にした、
地震対策にも効く、
部屋を広く見せるためのインテリアのコツをご紹介します。

① 背の低い家具で空間をキープ!

視線を遮るものを減らすと、
圧迫感を感じないので空間が広く感じられます。
その方法の一つとして、
背の低い家具を中心にインテリアをまとめ、
部屋の見通しを良くする方法が挙げられます。
また、仮に転倒しても、背の低い家具であれば、
負傷する可能性や避難経路をふさいでしまう可能性を低くでき、
地震対策の面でもおすすめです。
どうしても背の高い家具が必要ということであれば、
入り口から目につきづらく、転倒しても避難経路をふさがない、
転倒しても負傷する可能性の少ない場所に配置することで、
見た目の広さと安全性を確保することができます。

② 通り道に家具を配置しない!

通り道を遮る位置に家具を置いてしまうと、
視線も遮られて部屋が狭く見える原因となります。
できるだけ生活導線を遮らないように家具を配置しましょう。
また、よほどの豪邸でない限り、
生活導線はたいてい避難経路とイコールです。
生活導線を遮る家具を置かないことが避難経路の確保にもつながります。

③ 床がたくさん見えると安全でスッキリ!

同じ数の家具でも、部屋の中に点在している場合と、
ある程度まとまって配置されている場合では、
後者のほうが広く見えます。
これは見た目の床面積が広いほど、部屋が広く感じられるためです。
そこで、家具の数はできるだけ抑え、
ソファや収納家具は壁際に寄せるなどして
部屋の中にオープンスペースを確保するようにします。
このスペースは床面積の3分の1以下に抑えるのが理想的とのこと。
また、広いスペースを確保することで、
地震の際に家具が移動したり、物が散乱したりしても、
安全に避難できる経路を確保できる確率が上がります。

④ 最後の手段は「断捨離」!

部屋の中に物が散乱している部屋よりも、
モデルルームのように、パッと見て物の少ない部屋のほうが
広く見えるのはお分かりいただけるかと思います。
部屋を少しでも広く見せたいのであれば、
物をあるべき場所にしまって散らかさない、
というのは鉄則と言えるでしょう。
整理整頓されている部屋なら地震が起きても床に散乱するものが少なく、
後々の片づけの手間を減らせるというメリットもあります。
しかし、物の場所を決め、
あるべき場所に毎回しまうのは意外と面倒です。
(ずぼらな私だけかもしれませんが)
部屋を散らかさない究極のソリューションは、「断捨離」です。v そもそも物が少なければ、部屋を散らかすこともなくなります。
ということで、最低でも年に1回、
長期間使用していないものを選別し、捨ててしまうことをお勧めします。
(PDCAでいうところのCheckとActですね)

これらの取り組みをすれば、家具の固定等をまったくしなくていい、
というわけではありませんが、
自宅の安全性を高めつつ、
快適に過ごせるインテリアを実現する一助になれば幸いです。
また、どうしても転倒防止の突っ張り棒等を使わなければならない場合は、
100円ショップ等で売っているガーランドを巻きつけ、
(窓枠等を飾り付けるために
 花や葉っぱのモチーフを連ねた綱状のインテリア雑貨)
見栄えを良くするという方法もあります。
家具を含めて部屋のインテリアを丸ごと見直すとなると、
なかなか取りかかりづらいかもしれませんが、
断捨離と整理整頓はすぐにでも実行可能ですので、
まずはそこから手を付けることをお勧めします!