コンサルタントコラム

途中離席しても大丈夫! 研修成果を確実に持ち帰るコツ

2014年08月27日

コンサルタント

上本 美紀

コンサルタントの上本です。
猛暑や猛雨など天候に振り回されがちな日々ですが、
いかがお過ごしでしょうか。
私は暑すぎるのも涼しすぎるのも苦手で、
よく夏ばてしてしまいます。
不本意ながら「馬鹿の夏風邪」という言葉を年に何回も耳にします。

私は情報セキュリティやリスクマネジメント関連の企業内研修で
講師に立つ機会が多いのですが、
真夏の研修カリキュラムを設計する際、
いつも“頭を休める時間”を加味することにしています。

といいますのは、真夏の研修では、
講師の見た目や話しぶりといった印象面だけでなく、
空調の利き具合、時間帯、天候等といった
講師がコントロールできない要因によって
受講者の理解度が左右されてしまうことがあるからなのです。
中身以外の要因で、
お伝えしたい内容が伝わらないのは非常に残念です。
夏場は、やはり休憩時間などで頭を休めないと、
疲労感が増します。

これは夏にかぎった話ではありませんが、
研修を依頼いただくお客様からも、たまに
「必ず休憩を入れてください」というご要望をいただきます。
よく聞いてみると、取引先や社内への連絡時間を確保したいようです。
少数派ではありますが、
滞っていたメールや電話対応を休憩時間に一気にすませ、
「ああ疲れた」といった雰囲気で戻ってくる受講生をたまに見かけます。
これでは、休憩時間を入れても、頭は休まっていないと思います。

せっかくの休憩の後でも、
研修に身が入らない時間帯もあります。
言うまでもなく、
昼や夕方の食後などの睡魔が襲う時間帯です。
こうしたけだるい時間帯の研修は、
いくら講師が話術が巧みでも、
「いい声だな」などと聞き入りながら、
ついウトウトしてしまいがちです。
講師側も、食後の研修は独特のやりづらさがあります。

ひと口に“頭を休める時間”と言っても、なかなか難しいものです。

そこで、私は次のようなことをポイントとして心がけています。

  • 最初の10分で、特に重視する核心をお伝えする(「結論は最初」)
    → 第一印象が勝負です!
  • 食後には重要な話をしない
    → 食後は消化活動が活発のため頭を休めておきたい時間帯!
  • 小休憩後に、筋道立ててお伝えしたい、
    ややボリュームの多い話や問題演習を持ってくる
    → 頭がすっきりした後なので、頑張っていただけます!

受講生の皆様には、こんな講師側の意図を汲みとって、
より確実に成果を持ち帰っていただきたいと思います。

たとえ業務で忙しく、どうしても仮眠や離席が必要な場合でも、

  • 最初の10分 (講師紹介等は除きます)
  • 小休憩後  (食後は除く)

というタイミングは避けたほうが良いと思います。
業務優先は仕方がないことではありますが、
せっかくの研修の核心を逃してしまう恐れがあります。

ちなみに、
終盤にさしかかった頃に重要なメッセージを持ってくる、
「結論は最後」という進め方もありますが、
その場合でも、時間が延長することも考え、
早めに全体を俯瞰するページを用意することが多いようです。

当社ニュートン・コンサルティングでは、
研修後に疲労感ではなく達成感をお持ち帰り頂けるよう、
講師陣が各種研修プログラムを日々研鑽しております。

皆様の研修への参加をお待ちしております。