コンサルタントコラム

コッソリ教えます 国会議事堂の穴場スポット

2014年10月08日

コンサルタント

山田 真司

コンサルタント 山田 真司

こんにちは。ニュートン・コンサルティングの山田でございます。

突然ですが、皆様は「国会議事堂」にどんなイメージをお持ちでしょうか?
赤絨毯が敷きつめられた華やかイメージでしょうか。
権謀術数が渦巻く、おどろおどろしいイメージでしょうか。
実は、私は大学院在学時に
国会議員事務所の秘書インターンをしておりました。
秘書インターンの仕事は、事務所来訪者の対応から、
国会議員に代わっての党会議代理出席まで、多岐にわたります。

中でも非常に重要な業務が、国会議事堂見学ツアーの主催です。
見学にいらっしゃるのは主に地元の有権者ですから、
粗相があってはならず、楽しく見学していただかねばなりません。
なんとしても見学ツアーを成功させることが、
インターンの重要な使命なのです。

悩ましいのは、限られた時間内で、より多くの名所を案内することです。
広く迷路のような国会議事堂をめぐるルートを決めることは、
見学ツアーの成否を分けると言っても過言ではない、大切なプロセスです。
本日は、私が案内した国会見学ツアーで幸いにもご好評いただいた
“穴場スポット”を特別に3つ、皆様にご紹介しましょう。

国会議事堂の竣工は1936年で、当時は冷房設備が普及していませんでした。
当時の議員たちは、夏場のうだるような暑さの中、
一体どのようにして真剣に国政を議論していたのでしょうか。
国会議事堂は、ロの字型の衆参両院の建物と、
象徴的なピラミッド状の屋根の中央塔で構成されていますが、
衆参両院の建物の中庭には大きな噴水があり、
当時はそこに大きな氷を浮かべて、
噴水の水が溶かした冷風を本会議場などに送っていました。
現在でも中庭の噴水にはその配管の跡が見えます。
この知恵の跡、ぜひともご覧いただきたいと思います。

また、竣工当時の国会には空調設備などなく、
音を漏らさぬように精巧に設計された衆参の本会議場は、
締めきられた空気と議員の熱気で異様な臭気がたちこめ、
息苦しさで呼吸困難になる議員が続出したそうです。
そんな議員たちのために、
本会議場の脇には酸素ボンベ吸引室が設けられています。
ちょうど電話ボックスのような大きさなので、
特ダネスクープをいち早く自社に伝えようと
慌てた記者がうっかり飛び込むことも昔は多かったようです。
かくいう私も、インターンになり立ての頃は、
「へぇー、国会議事堂には電話ボックスがあるのか」と思っていました。
白熱する長時間の討論を支えた縁の下の力持ちに、
見学者の方々も興味津々でした。

最後に、壮大な地球のロマンを感じるスポットを紹介いたします。
何を隠そう、国会議事堂の壁には「化石」が埋まっているのです。
議事堂に使用されている資材の9割以上は国内で採取されたものです。
床の大理石も、壁や机の木々もほとんど国内から集められたものです。
その中に、沖縄の珊瑚石灰石でできた柱があるのですが、
よく観察すると、アンモナイトの化石が埋まっているのが見えます。
そうした化石は、全部で10か所以上あるそうです。
ちなみに私はまだ2か所しか発見できていません。
2年間もいたのにどこに目をつけていたのでしょうか…
慧眼なる皆様にぜひ発見していただき、
こっそりと私に教えていただきたいと思います。

国会議事堂には、まだまだあっと驚く穴場スポットが山ほどあります。
最後に皆様にひとつクイズを出して、お別れしたいと思います。

それでは問題です。

 国会議事堂は、地上3階、地下1階、中央塔4階(塔屋最上部9階)、
延べ床面積53,466平方メートルという非常に広大な建物です。
この広大な建物の掃除は、一体どのように行っているのでしょう?

 (クイズの答えが知りたい方は、是非国会議事堂へ!)

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