コンサルタントコラム

結婚生活にも使えるKPI活用術

2015年01月21日

執行役員 兼 プリンシパルコンサルタント

内海 良

執行役員 兼 プリンシパルコンサルタント 内海 良

こんにちは。
コンサルタントの内海です。
さっそくですが、みなさん、KPIという言葉をご存知でしょうか?
KPIはKey Performance Indicatorの略で、
日本語に訳すと重要業績評価指標と呼ばれます。

いきなりなぜこんな話をしたかというと、
最近仕事上で、特に求められる観点であるためです。
というより夢にみるくらい徹底的に考えていると
いってもいいかもしれません。

辞書をひも解いてみると
「目標達成の度合いを定義する補助となる計量基準群である。
KPIは現在のビジネスの状態を示すものとして使われ、
今後の対応策でどうなるかを予測するのに使われる」

わかりにくいですよね。

当然コンサルタントとして
お客様にわかりにくい説明をするわけにはいきません。
しかも、わかりやすいだけでなく、
おもしろく伝えられないかというわけでいろいろ思案してみました。

そこでぱっと思いついたのが結婚生活です。
なにを隠そう私は今の妻とは付き合いはじめたころも含めて、
約20年、離れた場所に暮らしています。
お互いの仕事がグローバルに展開していて、
どちらかの国で暮らすことができないためです。
しかも、国外なので容易に会えるような環境でも
ありません(ちなみに今も)。

このような環境でいかに関係を保ってきたのか。
思い返してみるといろいろな波風がありましたが、
その中でKPIと呼べるものがいくつか浮かび上がります。
特別公開してみましょう。

まず目標ですが、
当然「良好な関係を続ける」というところとします。

この場合の目標を達成するための行動指針としてのKPIを、
いくつか設定します。

まず週に最低一度、電話で話す。
これは必須でほぼ守ってきたものだと思います。
逆にいうとこれを実施しなかった時期は
荒波が立っている時期でした。

週に数回、電話以外の手段で連絡を取る。
これも円滑な関係に寄与していると考えられます。
声を聞かないまでもお互いの意思を確認する機会を
頻繁に設けることは重要ですね。
今だともっぱら手段はメールやLineです。

そして最後ですが、半年に一度は会う。
私の場合、半年に一度というところがポイントです。
年に一度会うか会わないかの時期がありましたが、
そのような時期は、
関係が必ずしもうまくいっていない時期だったように思います。
ということで半年。

これをクリアすることで良好な関係が保てているような気がします。

これが私の場合のKPIです。
そういえばLINEの投稿に対し、
返信時間が遅いと相手は自分に気がないとか、
そういった話もよく聞きます。
これも立派なKPIですね。

さて、どうでしょうか。参考になりましたでしょうか?

えっ、私の例はあまりに特殊な関係すぎて参考にならない?

大丈夫です。KPIはひとそれぞれです。
ご自分に会うKPIを見つけてください(笑)

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