コンサルタントコラム

4月の通勤電車

2015年04月01日

コンサルタント

小林 利彦

コンサルタント 小林 利彦

こんにちは コンサルタントの小林です。
東京でも桜の見頃を迎え、
日に日に暖かさが増している今日この頃です。

私は会社まで約1時間強の電車通勤です。
丁度4月の頃は、太陽の角度の関係で晴れていれば
朝日が差し込んできて、眩しくて寝ることができません…(泣)。
まあ、春の到来を感じる現象ですのでよしとしましょうか。

更に、もう一つ通勤電車の中で、
春の到来を感じられる現象があります。
4月頃になると新入社員然としたスーツ姿の通勤者が目立つことです。
黒のスーツ、ストライプのネクタイ、
まだ硬さが残っているような革靴であれば
新入社員と考えて間違いないでしょう。
学生生活とは全く異なって、毎日が緊張の連続ではないでしょうか。

緊張した面持ちの彼らみていると、
自分の新卒当時のことを思い出されます。

私も、遡ること37年前は電子部品製造会社に入社した新人でした。
自宅からは通勤できなかったので、会社の寮に入りました。
4月1日には寮に入った同期と入社式に出席した記憶が残っています。
その後、集合研修が始まり、会社とは何か、
仕事とは何か、何のために働くのか等、
今まで考えたこともない事柄をグループで
ディスカッションしたことを思い出します。

2週間後からは工場実習も始まりました。
右も左も分からないことばかりでしたが、
興味をそそられる機械が所狭しに並んでいて
飽きることはありませんでした。
当時は教えられること全てを
無条件に吸収しようとしていたように思います。
3ヶ月間の研修期間が終り、やっと正式に社員となり
(研修期間中は見習い社員)技術部に正式配属となりました。

この後は時間の経過が早く感じられ、
1年がたち、3年、5年、15年、25年があっという間に
過ぎていきました。

ここで最初の転機が訪れます。
技術部門からCSR部門への異動でした。
会社として、今後、海外会社を含めCSRを
強化するためとのことでしたが、
技術への未練は残りました。
しかし、CSRは今までの技術とは全く違う分野ですが、
徐々に興味が湧き始め、どんどんのめり込んでいきました。
ここでも、10年があっという間に過ぎていったように感じます。

そして、3年前に最大の転機が訪れます。
勤めていた会社の業績が芳しくなく、
事業も縮小され早期退職希望者が募られたのです。
会社に残ることも考えましたが、
これ以上自分自身の発展はないと考え、
全く違う道を進むことを決断しました。
この後、数か月間の求職活動の末、当社に入社しました。

初めて当社に出勤した日は、
37年前の新入社員時と同じ気持ちであったのは
言うまでもありません。
さすがに年の功ゆえ、少しは周りを見る余裕はありましたが、
入社後は主に中小企業様のBCP策定支援を担当し、
常に、支援先企業様にとって役に立つBCPを策定することを
意識しファシリテーションしてきました。

自分が固くなるとお客さまも緊張してしまい、
意見も出なくなってしまいます。
今まで、自分の顔の表情について意識したことなどなかったのですが、
支援先に向かう途中で笑顔を作る準備運動を心掛けるようになりました。

私にとっての初めての経験することも多く、
何度も「初心忘るべからず」と心で唱えています。

明日は某社のBCP訓練支援に参加します。
6時30分には新幹線に乗らなければなりません。
明日の段取りを頭に叩き込まなくてはなりません...

ここで「はっ」と目が覚めました。

当社の最寄り駅に到着しています。
何時のまにかウトウトしていたようです。

さあ、今日も一日がんばりましょう。