コンサルタントコラム

ゾンビ襲来!その時あなたは…! ― 空想シリーズ第2弾 ―

2015年09月02日

コンサルタント

山田 真司

コンサルタント 山田 真司

皆さん、こんにちは。
ニュートン・コンサルティングの山田です。

さて、前回のコラムでは、
「ゴジラ襲来!その時あなたは…!」と題し、
ゴジラが日本に上陸した時の危機管理について書きました。

本日は、ゾンビについてです。
第3弾があるのか、それは皆様からの応援次第…でございます。

さて、突然ですが、
もしゾンビが襲来したら、あなたはどうしますか?

またしても唐突な話ですが、実はそうでもないのです。
アメリカの国防総省では、
ゾンビ襲来を想定した作戦計画「CONOP8888」を作成しています。
この計画はWebでも公開されており、
現実の緊急事態や大規模災害に対する作戦の立て方を学ぶ為の
訓練用テンプレートとして利用されています。

驚くべきは、何と迫りくるゾンビが8種類も想定されていること。
中には「黒魔術ゾンビ」「ベジタリアンゾンビ」「ニワトリのゾンビ」等
“何だこれ?”と思うようなゾンビも出てきます。
アメリカの発想力には脱帽するばかりです。
ちなみですが、「黒魔術ゾンビ」と戦うことが
できるのは従軍牧師だけだそうです。
無神論者は戦力外とのこと…

さて、話が脱線しましたが、ゾンビ襲来! その時あなたはどうしますか?
先ずは、前回のゴジラと同じく、ゾンビとは何か、
その特徴をまとめてみました。

ゾンビの特徴
・ヒトからヒトに感染する(まさにパンデミック)
・積極的にヒトを襲う(パンデミックよりもたちが悪い)
・ヒトの言うことは聞かない(パンデミックよりももっとたちが悪い)
・そして、モノも壊す(パンデミックをはるかに超えてたちが悪い)

ゾンビが襲来したら、身の安全を守るため、
どの様な対応が必要なのでしょうか。
一般的(?)には、ゾンビに噛まれない限り感染しません。
その点では、ゾンビとの接触を避けることが一番です。

襲われないために不要不急の外出を控えるのでしょうか。
そもそも、ゾンビを街で見かけたら、警察に電話するのでしょうか。
保健所なのでしょうか。そのあたりからも検討が必要ですね。

では、企業としての経営活動にはどの様な支障が出るのでしょうか。
おそらく、ゾンビが襲来したら
国は、新型インフルエンザ対策と同じく「緊急事態宣言」を発表し、
それに則り都道府県から市民に
不要不急の外出自粛要請が発令されるかもしれません。

営業としての外回りや出張は不要不急の外出の範囲でしょうか。
何を持って“不要不急”なのか、
社員の方の出社判断も改めて考えさせられます。
そもそもゾンビは電車に乗らないから、
電車出社はOKなのかもしれませんね。

その他いろいろな検討が必要です
・ゾンビに襲われないために、普段から会社の入り口に施錠するのか
・来訪者に“最近ゾンビに噛まれたことはありませんか”と確認するのか
・また、“身近な人にゾンビはいませんか”と確認するのか
・地域でどの位の数のゾンビが確認されたらBCPを発動するのか
・まだゾンビが確認されていない地域に拠点を移すのか
・社員は在宅勤務にするのか
・外出中にゾンビに出くわした場合、何処に避難するのか
こうして考えるとヒトとの接触が多い企業や外出の多い部門の方にとって
ゾンビ襲来は一大事です。ただただ、ゾンビが襲来しないことを祈るばかりです。

想定外を考えることは非常に難しいです。
しかしながら、不可能ではありません。
普段は気にも留めないことを真剣に考えるだけでも、
意外な“想定外”が見つかるかもしれません。

同様に、“ゾンビ襲来”みたいな夢物語を真剣に考えてみると、
普段は見逃しがちな重要なことを発見できるかもしれません。
ゾンビ襲来という突拍子の無い今回のテーマが、
少しでも皆様の想定外を考えるきっかけとなれば幸いです。