コンサルタントコラム

突き抜ける爽快感

2015年10月27日

コンサルタント

岩下 秀樹

みなさんこんにちは、コンサルタントの岩下です。
9月にニュートンコンサルティングに入社しました。
よろしくお願い致します。

私は趣味でインラインスケートを10年近く続けています。
インラインスケートとは、
直列に並んだ4つの車輪を装着したスケート靴を履いて滑る
スポーツのことです。
アイススケートのエッジの部分が
車輪になったようなものをイメージして頂けると判りやすいかもしれません。
滑る場所は主に公園の専用区域や河川敷等の舗装道路等です。

私は週末に自宅から車で1時間ほど離れたところにある
湖畔の周回コースをよく滑走します。
このお気に入りのコースには上り斜面・下り斜面を含む坂が3か所あり、
下り斜面では、スキーのように体重移動をしながらエッジをきかせて
スピードに緩急をつけて楽しんだり、
直滑降で全身に風を感じながら楽しんだりしています。

年齢も年齢なので、アクロバットのような滑り方にはもう手をだしませんが、
それでも自分自身に、「もう少しスピード出してみようか」とか
「もう少しターンをきつくしてみようか」
「ここでちょっとジャンプしてみようか」といった
子供のような冒険心と会話しながら、
日常とは異なる感覚を楽しんでいます。

余談ですが、怪我防止のために、
滑るときはヘルメットとプロテクタ―(両手・両肘・両膝用)を着用しています。
不覚にもバランスを崩して転んでしまうと、
腕や肩を少し擦りむいてしまうことはありますが、
これも小中学生の頃に戻った感じがして、
妙に懐かしさを感じたりします。

さて、そこで最近感じたことなのですが、
私にとって、スケートで得られる感覚と仕事で得られる感覚には
共通点があるように感じました。

それは、アンバランス状態からバランス状態に移ったときの
突き抜けるような爽快感です。
仕事でいろいろなプロジェクトに取り組むなかで、
テーマや難易度によりますが、スパッと解決策が導けるものもあれば、
なかなか合理的で実効的な解決策にたどり着けない場合があります。

解決策が論理的には正しくても、
特定の部門の実情を勘案すると、
そのまま実行に移すには無理がある等の経験をお持ちの方も多いかと思います。

こういったジレンマというかアンバランスな状態に対して、
いろいろ工夫し、知恵を絞り、真の解決策を導き、
関係者との調整・合意を形成して、
合理的・実効的な解決策を導くことができたときに得られる爽快感、
一言で言うと、
アンバランスな状態からバランスのある状態に
変化した瞬間に感じる爽快感のようなものです。

私がスケートで滑走する下り斜面で得られる感覚は、
このアンバランス状態からバランス状態に遷移する爽快感を全身で体感できる・・
という点で、仕事に似ているように感じました。

毎回、下り斜面を滑走する前に
「今度は、バランスを失う直前まで片足で滑ってみよう」とか、
「転ぶかもしれないけど、思い切りエッジを効かせて
ターンをきつくして滑ってみよう」等
と考えながら滑りはじめ、
そして、時々バランスを失いそうになったりしつつも、
斜面を下りきった後に突き抜けるような爽快感を感じる、
そういうことができることが、
私にとってのインラインスケートの魅力の一つなのかもしれません。

そして、そういった感覚を満喫できるからこそ、
週末を気持ちよく終えて、リフレッシュした気持ちで月曜日を
迎えられるように思います。

すでに私も年齢を気にしながら
スポーツをしなければならない世代ではありますが、
自分自身に無理のない範囲で、
インラインスケートと付き合っていきたいと思います。