コンサルタントコラム

見えない力に操られていたという衝撃的な事実

2015年12月24日

取締役副社長 兼 プリンシパルコンサルタント

勝俣 良介

取締役副社長 兼 プリンシパルコンサルタント 勝俣 良介
今回は私、勝俣良介です。一年ぶりです。よろしくお願いします。

私はおおよそ1週間に1冊程度の本を読みます。
今年も色々な本を読みました。
今回は、その中で特に印象に残った本について
触れたいと思います。
その一冊とは「データの見えざる手」(矢野和男著)です。

この本は、今、流行のビッグデータがもたらした発見、
もたらすであろう発見について解説している本です。
ビッグデータの意味、分かりますよね。
文字通り膨大な量のデータのことです。

どれくらい膨大かというと、
人間が1日の中で、いつ起き、いつトイレにいき、
いつ食べ、いつ体を動かし、いつ仕事し、
いつ睡眠をとっているか・・・
これを24時間、365日、何年にもわたり採取し、
それを何百・何千人という単位で集めるような
データ量のことです。

これまでは得ることのできなかった、
そしてさばききれなかったとてつもないデータを、
技術革新のお陰で収集・分析することができるようになりました。
その結果、今までは見て取れなかった法則性を
見いだすことができるようになったのです。

本が紹介する新たな法則...私にとっては衝撃的でした。

それは「一日の中で、あまり動かない時間(デスクワークなど)、
そこそこ動く時間(プレゼンなど)、
激しく動く時間(運動など)の比率が、
どんな人でも同じになる」というものでした。

「スポーツ選手などは一日中激しい運動をしているでしょ」
「だらだらしている人は、一日中でもだらだらしていられるでしょ」。

みんな時間の使われ方違うよね?と疑問を投げかけたくなります。
でも、一日中だらだらしているようで、
実は、気がつかないうちに部屋の中を
動き回ったりしているのだそうです。

私は考えました。この法則は我々社会人にとって、
どのような意味を持つのかと。
こうは考えられなでしょうか?

「長時間デスクワークしてた人が、
座学の教育を受けたとしても、あまり集中できない」と。

なぜなら、あまり動かないでいられる時間の貯金を
食い尽くしているわけですから。
座学よりもワークショップのような手や体を動かす教育の方が、
むしろいいのではないかと思いました。

ちなみに、こんな考え方もできます。
子供は「ゲームしてから勉強するよ!」などと良く言います。

ゲームはどの種類の時間の貯金を使うものでしょうか?
だらだらする時間の貯金を使うものでしょうか?
どうやら「まずはさっさと勉強をする」というのを
習慣にさせたほうが良さそうですよね。

見えない力に操られていたという事実に
身震いしてしまいますが、
せっかくですから、
みなさんもこの力を逆手にとって活かしてみませんか?

一つ言えるのは、年末、お酒を飲んでだらだらするにしても、
きちんとだらだらするためには、
健康の観点からだけでなく、
生物学の観点からも、
少しは運動をした方が良さそうですよ。

さてさて、来年もよろしくお願いいたします。
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