コンサルタントコラム

二つの世界

2016年02月18日

コンサルタント

石上 良夫

こんにちは、コンサルタントの石上です。

ニュートン・コンサルティングでは、
毎年11月の創立記念日前後に「創立記念勉強会」を開催しています。
毎年恒例のこの勉強会は全社員が参加し、
お酒と食事を楽しみながら日頃の業務上では知り得ない
「個人」に焦点をあてたプレゼン大会や
「他己紹介」が繰り広げられます。

手前みそではありますが、弊社はコンサル会社。
社内行事とはいえ、全員がパワポ資料をしっかり準備し
話も上手く、大変な盛り上がりをみせるものです。

今回は、11月に新しい事務所へ移転したタイミングでもあり、
家族を招待して、できたばかりの広いセミナールームと
仕事場を見学してもらおうと
「ファミリーデー」の企画が立ち上がりました。

家に帰って、この話を家内にしたところ、
家内は「パパの会社って、机と椅子とパソコンしかないんじゃない?
物を作る工場と違って、子供たちどうなの?」
といぶかりました。
確かに、他には複合機とプロジェクターくらいしかありません。

ところが、
中3になる長男が興味津々に「行ってみたい!」と即答。
その一言で私の家族も「ファミリーデー」に参加することになりました。

「ファミリーデー」は、夕方からのスタートです。

会場となるセミナールームには、いつもの仲間とその家族が
なんだか少し照れくさそうに揃いました。
国際結婚のご夫婦も数組いて、会場にはそこかしこで
英語が飛び交います。

私の家族は、次男が学校の都合で来られませんでしたが、
家内、長男と三男が参加しました。
家では騒いでばかりの三男も緊張していたのか大人しく、
社長の話や社員のプレゼンテーションを真剣な面持ちで聞いています。

そして、私のプレゼンテーションの順番がきました。
テーマは「パパ、こんな仕事をしています」。

小4の三男にもわかるように
コンサルタントとはどんな仕事かをお医者さんに例え、
今、どんなお客様の支援をしているかを発表しました。
これまで、家族の前でプレゼンなどしたことがなかったので、
終わった後は、緊張がどっと抜けたのを覚えています。
もしかすると普段のお客様の前より
何倍も緊張していたのかもしれません。

帰宅後、皆に感想を聞いてみると
上下関係がなくて和気あいあいとした雰囲気で
居心地がよさそうと、
会社の良さを感じ、理解してくれたようで
ほっと胸をなでおろしました。

自分にとっては、当たり前に毎日過ごす会社の仲間と
家族がお互い顔を合わせたことで、
二つの世界の距離がぐっと近くなったように思います。

仕事は大事です。面白くもあるし家族のためでもあります。
ただ勿論、家族も大事で
子供たちの子供時代はすぐに過ぎ去ってしまうことも分かっています。

発表の後、
司会の方が子供たちにパパの印象を聞いた時
「パパはいつも帰ってくるのが遅いから...」という
長男の一言は会場の空気を少し変えたようでした。

遅ればせながら今年の目標は、
どちらの期待にも応え続ける、ということにしたいと
考えています。