コンサルタントコラム

歩き出した "私たちのリスクマネジメント”

2016年03月02日

コンサルタント

齋藤 香織

こんにちは。今年1月に入社したコンサルタントの齋藤香織です。

突然ですが、私、先月結婚しました。「新婚」という言葉に、
若干の気恥ずかしさを覚えている今日この頃です。

結婚に、転職に、と自分の中では、一度に大きな決断をしました。
同時期に決断したということには理由があります。
夫は、夜や週末には仕事や語学の勉強をし、
自分の目標に向かって努力を惜しまない人です。

そんな夫と、今後の人生を歩んでいくことを考えた時、
日々の仕事を通じて、一緒に成長していける関係を築きたいと思いました。
そのためには、自分の学びや成長につながる環境で挑戦したい、
会社員であっても、職業人でありたい。

そんな気持ちが、‘結婚と転職’への後押しになりました。

結婚前は6年近く一人暮らしをしていました。
その時は、自分のペースで仕事をし、趣味に励み、
当時は恋人だった夫とデートをし、
友人達と飲みや旅行に行って、手の空いた時に家事をするという、
実に自由気ままな生活をしていました。

ところが、誰かと生活を共にするとなると、
自由気ままにとはいきません。

なのに、転職して間もないこともあって、
家で読みたい本や資料があり、
まず家事が心理的にも物理的にも負担になりました。
埃がたまっていく床、山積する二人分の洗濯物、
夫婦の健康を気にしながら作る夕食。
あれもこれもやらないと、と義務感にばかりに追われ、
なんのために結婚したんだろう、働いているのだろう、
と悲しくなる日が増えました。イライラする日もありました。

そんな私を見て、夫も悲しそうでした。

そんな時、近所の人にとある“お話会”に誘われ、
気分転換にと何気なく参加しました。

お話会の内容は、がん患者の終末期医療の専門医による
「在宅末期医療からみえてきた生き方・逝き方」というものでした。

「もしあと1日生きられるとしたら、何がしたいですか。」

先生は、この質問をよく患者さんに聞くそうです。
すると、返ってくる答えは、
ほとんどが、

「家族と一緒にご飯が食べたい」
「旦那さんとおしゃべりがしたい」

というような、家族との日常なのだそうです。
そういえば数年前、母が倒れ、1週間近く昏睡状態になった時、
「お母さんの作ったご飯を、もう一度家族みんなで食べたい」と
願ったことを思い出しました。

そんなこともあり、私達にとっての結婚のゴールは、
日々のさりげない日常を大事にしながらずっと一緒にいる、
ということかもしれない、と思いました。

結婚のゴールはなんだろうか、と夫にも問いかけると、
「ずっと一緒に居続けるということじゃないか」
と似たような回答が返ってきました。

ゴールについて合意が得られたので、
それを実現するための方針と具体的な方策、
すなわち、一緒に過ごす時間が短い私たちが、
日常を大事にして一緒に居続けられるためには何をするか、を考えました。

時間が合わない中でも、一緒にいる時間を作る努力をする、という方針の下、

1.週末の朝ごはんは必ずいっしょにとる
2.疲れているときは、家事は無理をしない。本当にできないときは外注する

という簡単なルールを夫婦で決めました。

特にルール2を決めたことによって気持ちが楽になりました。
家事が溜まっても死ぬわけじゃないし、という
私自身の家事滞留に対するMTPD(最大許容停止時間)もどんどんとあがり、
最近はあれもこれもやらなきゃと思ったりすることが少なくなりました。
イライラも減りました。

また、ルール1の実施は、平日の夜のように、
さっさと食べて早く寝ないと、ということもないですから、
時間を気にせずおしゃべりをしながら食事ができて、純粋に楽しいです。

今後の課題は、このルールがきちんと機能しているのか、
見直しをするしくみを作ることですが、
それについては、家族の構成メンバーが増えたときに、
副島家の「幸せで素敵な家族を創る家族会議」を設置したいと思います。