コンサルタントコラム

ISOと筋トレ

2016年09月09日

コンサルタント

坂口 貴紀

コンサルタント 坂口 貴紀

はじめまして、ニュートンコンサルティング坂口です。

早速本題ですが、ISOと筋トレ・・・
みなさんはこのタイトルから何を想像されたでしょうか。
本コラムで私がお伝えしたいことは、
「個人にとってもISOマネジメントシステムの考え方は、
目標達成を大いに助けてくれる!」ということです。

ISOマネジメントシステムの肝は継続的改善…すなわちPDCAサイクルです。
それでは、PDCAサイクル成功のポイントは何でしょうか。
私は、ポイントは3点あると考えます。

1)スタートするための工夫
2)継続のための工夫
3)改善のための工夫

なぜこの3点が重要なのか。
私の筋トレの経験を元に説明したいと思います。
因みに、私はこの3点のポイントを抑えることによって、
2年で10kg体重を増やすという目標を半年前倒しで達成しました。

1)スタートするための工夫

何事もスタートしなければ始まりません。ですが、手押し
車に対する最初の一押しが重たいのと一緒でなかなか
スタート地点に立てません。ではどうするのか?

私の場合は自分を客観視できたことがスタート地点に立つきっかけでした。

「私、がっちりした人が好きなの・・・」

元々痩せ型の自分の体型にコンプレックスがあり、
課題には感じていました。
目標を掲げたもののどこかで体質のせいにして諦めていた私
にとって、彼女のこの一言は、
「ぼんやりとしていた課題」を
「喫緊の課題」に瞬間的に切り替えてくれました。

この後、私は体組成計で
体重、骨格筋率、基礎代謝量、BMIを毎日計ることにしました。
すると、私の基礎代謝量は1600kcal近くあり、
日本人男性の平均(1520kcal)をかなりに上回っていることに気づきました。
つまり、摂取カロリーに対して消費カロリーが高いため
平均的な食事をしていては、体重は増えないということです!
「毎日2,500Kcal摂取し続けること」をコミットした瞬間でした。

恋人の期待を知る…自らを取り巻くステークホルダー
のニーズに声を傾ける…ことで、自らの課題を知る。
そして、課題解決のための
コミットをする・・・これはまさにISOの考え方です。

2)継続のための工夫
取り組み方について、日常の習慣に取り入れる工夫をすること。
取り組みの段階で大きな問題になってくるのが、
有効な方法がわかっても継続できないということです。
私は下記の取り組みを行いました。

■摂取カロリーを増やす:夕食は自宅近くの松屋にて定食メニュー特盛を必ず頼む
■効果的筋トレの継続:懸垂マシンを自宅に購入し、日常の習慣に取り入れる

上記方法にて、私はこれまでの生活習慣を大幅に変更することなく、
効果的方法を継続することに成功しました。
これまでと全く違うやり方を継続することは困難です。
継続のためには、自分の現在の習慣に合った形で
「ちょっと頑張る」ための工夫をすることが重要です。
そしてその「ちょっと頑張る」ための投資
(懸垂マシンを購入する、など)を惜しまないことも大切なポイントです。

3)改善のための工夫をする
最後に、改善の工夫をすることが大事です。私は最初に取り入れた手法
に固執するのではなく、1年半の間に取り組みの方法を
何度も変更しています。

週次、月次で振り返りを行うことで
改善のための機会を作りました。
土曜または日曜に2時間程時間を確保し、
仕事・財政状況・スキルアップ・身体といったカテゴリで
立てた計画を振り返るようにしていました。
重要なことは「振り返る機会をつくる」ということです。

さて、これらのポイントは私の経験則によって得られた答えですが、
実は、ISOマネジメントシステムはこれらの考え方を
網羅的にサポートしてくれています!

ISOマネジメントシステムは例えば、
・利害関係者のニーズ及び期待を把握することを要求します(※私の例でいうポイント1)
・リーダーシップ及びコミットメントを要求します(※ポイント1)
・計画すること、資源や力量等について支援することを要求します(※ポイント2)
・パフォーマンスの評価、改善を要求します(※ポイント3)

私が本コラムでお伝えしたかったことは、
「個人にとってもISOマネジメントシステムの考え方は、
目標達成を大いに助けてくれる!」ということでした。

みなさんがISOと私を少しでも身近に感じて頂けたら大変嬉しく思います。
ありがとうございました。