国際規格ISO31000は、リスクマネジメントのあるべき姿をシンプルにまとめた国際的な教科書です。ただ、予備知識のないままこの規格文書を読もうとすると、理解するのに苦しむかもしれません。そこでこの小冊子では、「ISO31000がどんなもので、どんな読み方をしたらポイントを理解できるのか」「そのポイントはどんなもので、それをどうやって活用できるのか」など、本格的に規格文書を読み始める前の手引き書となるよう、この規格の構成や特徴、読み解くコツを解説しています。
小冊子の目次
はじめに
1. そもそもISO31000とは?
2. ISO31000を補完する規格
3. ISO31000の構成
4. 他の教科書(COSO-ERM)との違いに見るISO31000の特徴とは
5. ISO31000を読み解くコツは
6. 箇条5「枠組み」を読み解くコツとエッセンスとは
7. 設計しなければいけないこととは
8. 箇条6「プロセス」を読み解くコツとは
9. 箇条6.4 「リスクアセスメント」のエッセンス
10. ISO31000の活用方法
おわりに