リスク管理Naviリスクマネジメントの情報サイト

【速報】コスモ石油、南海トラフ地震想定のBCP発動訓練を自衛隊と実施

掲載:2014年06月04日

リスクマネジメント速報

         
目次

6月2日から5日にかけ、コスモ石油株式会社が、南海トラフ地震を想定した「災害時石油供給連携計画」連携訓練実施を実施しました。

訓練は「平成26年度自衛隊統合防災演習(26JXR)」の一環として行われた石油供給訓練と併せてコスモ石油堺製油所で行われ、防衛省・自衛隊、資源エネルギー庁、石油連盟が参加して、コスモ石油も南海トラフ地震発生を想定した「災害時石油ガス供給連携計画」発動時の連携訓練を実施しました。

6月2日午前9時25分頃、南海トラフ地震が発生したと想定し、同日午前10時にコスモ石油本社が堺製油所内に危機対策本部を設置、BCPを発動。地震発生直後の社員安否確認、製油所内設備の被害状況確認などに加え、石油連盟に設置された共同オペレーションルーム、コスモ石油本社、堺製油所危機対策本部との石油製品供給に関する連携訓練を行いました。また、6月5日には、ドラム充填設備を活用した自衛隊による円滑な石油輸送の実現に向けた訓練などを行いました。

実施場所:コスモ石油株式会社 堺製油所
訓練参加者:防衛省・自衛隊、資源エネルギー庁、石油連盟およびコスモ石油の関係者 約50名

※災害時石油・石油ガス供給連携計画
東日本大震災での経験を踏まえ、石油の備蓄の確保等に関する法律(石油備蓄法)が改正されて2012年11月に施行されました。一定規模以上の石油・石油ガス業者に対し、共同で、地域ごとに、共同作業体制の構築・設備の共同利用・輸送に係る協力等の災害時の石油・石油ガスの供給体制に関する計画である「災害時石油供給連携計画」、「災害時石油ガス供給連携計画」の作成及び届出が義務づけられています。

おすすめ記事
当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる