リスク管理Naviリスクマネジメントの情報サイト

【速報】茨城県行政情報システムを「クラウド型仮想基盤」へ移行

掲載:2015年03月27日

リスクマネジメント速報

         
目次

茨城県(県知事:橋本 昌)における今後の庁内行政情報システムのIT基盤として「クラウド型仮想基盤」を構築し、本格的に稼働しました。これにより茨城県は、BCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)とセキュリティの強化を実現します。

同県では、多数の行政情報システムが各課により構築・設置され、庁内で運用・管理されていました。そのため、災害時のBCPとセキュリティの強化、加えて、ハードウェアの管理・運用にかかるコストと職員の作業負荷の低減が課題となっていました。

こうした背景のもと、今回、データセンター内のハードウェアやOSなどをネットワーク経由で利用できるIaaS*型の「クラウド型仮想基盤」サービスを導入し、行政情報システムのIT基盤として利用を開始しました。今後、行政情報システムは庁外の堅ろうなデータセンター内で運用・管理され、職員は、茨城県が整備したセキュリティの高い情報通信ネットワークである「いばらきブロードバンドネットワーク」を介し、行政情報システムを利用します。

今後、2014年度から2018年度にかけて、各課で運用・管理されている行政情報システムを「クラウド型仮想基盤」へ段階的に移行し、集約する予定です。また、「クラウド型仮想基盤」の市町村との共同利用など、「コミュニティクラウド」として進化させていくことも検討していきます。

当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる