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【速報】愛知県が南海トラフ被害を試算 国予想より多い死者2.9万人

掲載:2014年05月30日

リスクマネジメント速報

         
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愛知県防災局は、5月30日に行われた防災会議にて南海トラフ大地震の被害想定を発表しました。

これによると、「理論上最大想定モデル」であるマグニチュード9級の地震が起きた場合、県内死者は最大約2万9000人、建物被害は約38万2000棟、直接的経済被害額は最大約13兆8600億円、間接被害額は約3兆円と算定されています。

「理論上最大想定モデル」は、南海トラフで発生する恐れのある地震・津波のうち、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波を想定したもの。1000年に1度、あるいはそれよりもっと発生頻度が低いものとされています。国が2012年8月に公表した地震・津波モデルなどを活用し、県が持つ県内の地盤などの情報を盛り込んで、あらゆる可能性を考慮して被害を想定しました。

県では、この結果などをもとに年内に「第3次あいち地震対策アクションプラン」を策定する予定です。

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