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千年に1度の大雨を基準とした「洪水浸水想定区域図」を公表 埼玉県

掲載:2020年06月05日

リスクマネジメント速報

         
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埼玉県は6月1日、洪水予報河川および水位周知河川(18河川)について、想定最大規模降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域を示す「洪水浸水想定区域図」を公表しました。

想定最大規模降雨とは、近隣の河川等における降雨が当該河川等でも同じように発生するという考えに基づき、日本を降雨の特性が似ている15の地域に分け、それぞれの地域で過去に観測された最大の降雨量により設定されているものです。埼玉県では「関東」の地域区分を適用しており、今回公表された区域図では、発生頻度が1000年に1回の大雨が想定されています。

今回の「洪水浸水想定区域図」では、水防法で公表が定められた洪水予報河川・水位周知河川である18河川について、想定最大規模降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水が想定される区域と、想定される水深、浸水継続時間が示されています。

埼玉県では、これら18河川以外の県管理河川についても、「水害リスク情報図」を公表しています。

洪水浸水想定区域の指定・公表後はハザードマップを作成し、住民等に周知することが義務付けられており、今後、同地域のハザードマップの作成が進むものとみられます。
 

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