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「千葉県地域防災計画」を修正 千葉県

掲載:2020年06月15日

リスクマネジメント速報

         
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千葉県は6月11日、「千葉県地域防災計画」を修正して公開しました。初動における職員配備や災害対策本部の設置基準を見直したほか、被害情報や支援ニーズを把握する「情報連絡員」の早期派遣のための体制構築なども盛り込みました。

「千葉県地域防災計画(令和2年度修正)」は、令和元年房総半島台風(台風15号)や2018年7月の豪雨、同年9月の北海道胆振東部地震、「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」(2019年5月改定)などを踏まえて、災害対策本部などの体制や防災対策の見直しを行い、策定しました。

具体的には、本部設置前の配備基準や災害対策本部および応急対策本部設置基準が見直されました。

「災害警戒体制」は「災害即応体制」に名称を変え、県内に土砂災害警戒情報や氾濫危険情報が発表された際や、大雨警報などが発表され、かつ、千葉県が台風の暴風域に入る確率が70%以上の際には、自動配備することにしました。本部についても、県内で大雨特別警報などが発表された際には自動配備とするよう見直しました。

大規模停電対策や人的・物的支援などについては検討を続け、2021年3月を目途に計画に反映させる予定としています。

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