令和2年版環境白書にて気候変動を「気候危機」と表現 環境省
掲載：2020年06月19日
リスクマネジメント速報
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環境省は6月12日、令和２年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書が閣議決定されたことを発表しました。
環境白書、循環型社会白書、生物多様性白書の３つの白書は平成21年版から合冊で出されており、令和２年版は「気候変動時代における私たちの役割」をテーマとして、脱炭素型、自立分散型の社会づくりに向けた具体的な取り組みとともに、新型コロナウイルス感染症に対する環境行政の対応について記載しています。
本白書では、地球温暖化により今後さらに気象災害のリスクが高まると予測しており、「『気候変動』から『気候危機』へ」移行しつつあることを指摘し、地球環境の危機に対応するためには社会変革が必要であるとしています。その上で、具体的な取り組みとして、「気候変動×防災」の視点での社会変革の推進や、海洋プラスチック・生物多様性に係る取り組み、脱炭素型の持続可能な地域づくりの取り組みなどについて解説しています。
「令和2年版環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」は、環境省ウェブサイトにてPDF形式で閲覧、ダウンロードが可能です
