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令和2年7月の記録的大雨や日照不足の特徴と要因について分析結果を公表 気象庁

掲載:2020年08月25日

リスクマネジメント速報

         
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気象庁は8月20日、令和2年7月の記録的大雨や日照不足の特徴と要因について、異常気象分析検討会において分析し、見解をまとめた資料を公開しました。

資料では、令和2年7月豪雨が発生し、東北地方から西日本にかけて記録的な大雨や日照不足など顕著な天候不順がみられた本年7月の天候状況について、観測データからみた特徴が解説されています。

今回の天候不順の要因としては、上空の偏西風の北上が遅れたことで梅雨前線が停滞し続け、日本付近に水蒸気が大量に集中したことや、黄海付近で上空の気圧の谷が現れやすく、その影響で西日本や東日本付近で上昇流が強まり梅雨前線の活動が強化されたことなどが挙げられています。

なお、一連の大雨については、地球温暖化の進行に伴う長期的な大気中の水蒸気の増加により、降水量が増加した可能性があると指摘されています。

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