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「富士山噴火災害に備えるリーフレット」を作成 山梨県

掲載:2020年09月28日

リスクマネジメント速報

         
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山梨県は9月17日、「富士山噴火災害に備えるリーフレット」を作成し公開しました。富士山ハザードマップの改定作業によって明らかになった新たな被害想定について住民が正しく理解し、実際に噴火した際の正しい避難行動につなげることが狙いです。

富士山ハザードマップの改定作業に取り組む「富士山火山防災対策協議会」は昨年度末、「小規模噴火の溶岩流」と「火砕流」のシミュレーション結果を公表しました。それによると、富士山噴火による被害想定は従来と比べて、想定火口範囲が拡大し、地域によっては溶岩流が早く到達することが分かりました。市街地においても従来よりも極めて短い時間で溶岩流が到達するほか、溶岩流・火砕流の到達距離が長くなる可能性もあるとしています。

同リーフレットでは、これらの新たなリスクについて、想定火口範囲が拡大した状況や溶岩流シミュレーション結果の図を掲載するとともに、溶岩流は一般的には人が歩く速度よりもゆっくりと流れることを説明して理解を促しています。

リーフレットは山梨県のホームページなどからPDF形式でダウンロードできます。

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