盛り土の把握に、標高5m以上高くなった場所を抽出へ 国交省
掲載:2021年07月19日
リスクマネジメント速報
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7月3日に発生した静岡県熱海市における土石流災害を受け、国土交通省は7月9日、盛り土の可能性がある箇所を抽出すると発表しました。抽出された個所については、関係省庁や地方公共団体に提供する予定としています。
国土地理院が、作成時期の異なる「基盤地図情報数値標高モデル」のデータを比較して、標高が高くなっている箇所を盛り土の可能性のある箇所として抽出します。具体的には、1990~2000年頃までの地形を反映しているもの(全国で整備済み)と、2008年以降のもの(主要沿岸部・都市部主要河川など全国の約7割で整備済み)を比較して、標高が5m以上高くなっている箇所を抽出します。
なお、「基盤地図情報数値標高モデル」は、国土地理院の基盤地図情報ダウンロードサービスから無償でダウンロードできます。利用には登録が必要です。
また、国土地理院のホームページでは、7月6日にドローンによって撮影された土石流災害の映像資料などが公開されています。
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