CSR調達を支援、サプライヤー向けに「責任ある企業行動ガイドライン 自己評価シート詳細版」作成 JEITA
掲載:2021年10月01日
リスクマネジメント速報
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一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は9月10日、2020年3月に発行した「責任ある企業行動ガイドライン」に基づく「自己評価シート詳細版」を発行しました。サプライチェーンにおける「持続可能な調達」や「責任ある企業行動」の推進を目的としています。
「自己評価シート詳細版」は2021年3月に発行した自己評価シートを充実させたものです。従来のシートは、取り組み状況を大まかに把握できるものの、持続可能な調達を実践するためのサプライヤー評価やリスク評価の落としどころの把握に、課題がありました。
新たに作成された詳細版では、約170の設問に答えることによって、取り組み状況がレーダーチャート形式で表示されます。重要と考える設問には高い得点を設定するなど、重みづけを設定することも可能です。また、国際的な非政府組織などによるセルフ・アセスメント質問表(SAQ)の広がりを踏まえ、それらを参照した上で、日系企業を中心としたサプライヤーが取り組むべき項目を提示しています。
自己評価シート詳細版はJEITAのウェブサイトから無料でダウンロードできます。