シスメックス株式会社様
基本情報
項目 | 内容 |
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研修名 | 管理職向けリスクマネジメント研修 |
受講対象/受講者数 | リスクアセスメントを実施する各部門長および担当者 / 140名程度 |
研修実施時間 | 60分 |
研修の狙い | リーダーのリスクマネジメントに関する意識啓発・啓蒙・知識習得 |
研修アジェンダ
# | 所要時間 | 活動 |
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1 | 5分 | イントロダクション |
2 | 15分 | リスクマネジメントの基本・1 i. リスクとは/リスクマネジメントの意義 ii. リスクマネジメントとは/リスクアセスメントとは |
3 | 20分 | リスクマネジメントの基本・2 i. リスクアセスメントと勘どころ ii. リスク対応とモニタリングと勘どころ |
5 | 10分 | 変化に対応するリスクマネジメント リスク感度とは/リスク感度向上の秘訣 |
4 | 10分 | まとめ+質疑応答 |
概要
今回は管理職向けリスクマネジメント研修ということで、リスクマネジメント・リーダーシップにスポットライトが当たるような構成で講義を行いました。また、誰もが知りたいリスク感度向上の秘訣についてもカバーしました。
―ニュートン・コンサルティングの企業向け研修を選ばれた理由をお聞かせください。
以前からERMの体制構築に関してコンサルティングをお願いしており、事務局向けにリスクマネジメント研修を実施いただいたこともありました。その研修が分かりやすく、社内向けの研修もニュートン・コンサルティング様に実施いただけないかと相談させていただきました。
研修テーマやアジェンダの構成についても、以前から相談していた内容を踏まえてご提案いただき、今回「管理職向けリスクマネジメント研修」として実施いただくこととなりました。
―今回の研修を行うきっかけ・背景をお聞かせください。
社内でリスクマネジメント活動を推進するにあたって、事務局だけではなく実際に業務の最前線でリスクを管理している方にその重要性を認識いただきたいという思いがありました。特に業務を主導するリーダー層からリスクマネジメントの考え方や手法が今一つよく分からない、という声が以前からあったため、認識を共有して意味のある活動としてリスクマネジメントを推進いただきたいと思い、改めて研修を実施したいと考えました。
―今回の研修で、印象に残った出来事はございますか?
事前申し込みの段階で反響は大きく、VUCAと呼ばれる時代におけるリスクマネジメントへの関心の高さがうかがえました。また、研修時間が60分というコンパクトな構成でお願いしたため、講義内容も凝縮していただいたのですが、参加者からは「時間が長くてもよいのでもっと話を聞きたかった」というポジティブな意見が多かった点は事務局として嬉しい驚きでした。
研修の内容についても、具体的な事例を交えていただいたおかげで、自社で同じことが起こったらどうなるだろうと自分事として想像することができ、より学びが深まったように感じます。
―今回の研修でどのような気づきが得られたと思いますか?
「リスクマネジメント」と聞いても自分たちとはどこか遠い世界の話のように感じてしまう、という意見も以前からありましたが、「基礎的な部分から分かりやすく解説していただき、また実際に起こった事例も踏まえた内容であったことから、日々の業務に活用できるツールであると認識を改めることができた」といった意見が研修後のアンケートにも見られ、意識の改革が一歩進んだように思います。
受講者の感想
- リスクマネジメントを、単に危機管理ではなく、目標達成・意思決定・コミュニケーション等のツールとして捉えることで、我々の日々の企業活動における身近なツールだと感じることができた。
- リーダー層が普段の業務にも積極的に活用すべきということがよく分かった。
- 「リスクマネジメントとは」といった解説ばかりにならず、なぜ重要なのかを説明いただけ腑に落ちる点があり良かった。リスクマネジメントを実施している有名企業で、なぜ事故や事件が起きたかというところが実感しやすかった。
- リスクで最悪の事態を想定する必要性を再認識した。リスク評価でよくあるのが、「過去に起こっていないから将来も起こらない」、「そんな最悪の事態は想定できない」という議論であり、このような考え方を変える必要があると思った。
プロジェクトメンバー
ニュートン・コンサルティング |
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取締役副社長 兼 プリンシパルコンサルタント 勝俣 良介 |
担当の声
取締役副社長 兼 プリンシパルコンサルタント 勝俣 良介
リーダーのあり方についても理解を深め、実効性あるERMの実現へ