プレスリリース
2025.12.17

組織のサイバーセキュリティ能力を総合的に評価し課題を明確化、TLPT(脅威ベースのペネトレーションテスト)サービスを提供開始

リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:副島 一也)は、2025年12月17日より「TLPT(脅威ベースのペネトレーションテスト)サービス」を提供開始します。

本サービスは、実際の攻撃者が用いる高度な手法に基づいた攻撃シナリオを使用するセキュリティテスト、TLPT(Threat-Led Penetration Test)によって、組織のサイバーセキュリティ能力を総合的に評価し、システムだけでなく人や組織、プロセスを含む運用全体の実践的なサイバーレジリエンス向上を支援するものです。

▼サービス詳細はこちら
https://www.newton-consulting.co.jp/solution/cyber/tlpt.html
TLPTではシステムだけでなく、人、組織、プロセスを含む運用全体がテスト対象

サービスリリースの背景

サイバー攻撃がより高度化・複雑化する中、ペネトレーションテストなどによってシステムへの侵入可否を評価するだけでなく、実際の攻撃発生時の組織の対応能力や運用面の課題を総合的に評価し、実践的な耐性を確認することが重要となっています。

近年はランサムウェアをはじめ、攻撃者が検知回避や侵入後に被害の範囲を広げる手口(横展開)の手法を巧妙化させており、従来の防御プロセスだけでは早期に見抜けないケースが指摘されています。また、多くの企業が「アラートは出ているが、本当に重大攻撃を検知できているのかわからない」、「CSIRTやSOC(セキュリティオペレーションセンター)の対応力を実践的に検証する機会が確保できていない」といった課題を抱えており、運用能力の弱点を把握しづらいのが現状です。

本サービスで実施するTLPT(Threat-Led Penetration Test)は、実際の攻撃者が用いるTTPs(Tactics, Techniques, and Procedures:戦術・技術・手順)に基づき、現実的な脅威シナリオを用いた疑似サイバー攻撃を行うセキュリティテストです。これにより、従来のセキュリティ対策の有効性に加え、CSIRTやSOCによる防御側の対応能力も含めて組織のサイバーセキュリティ能力を総合的に評価し、お客様のセキュリティレベル向上とレジリエンスの強化に貢献します。

サービス概要

サービスの特長

1. お客様の課題に最も適したテストシナリオを提案
業界ごとの脅威トレンドや最新の攻撃手法、過去事例を基に、具体的な脅威シナリオを作成します。お客様の業務実態やご要望に合わせた柔軟なカスタマイズも可能です。
2. 実際の攻撃者と同じ手法を用いて、疑似攻撃を実施
MITRE ATT&CK®フレームワークを活用し、実際の攻撃者が用いる手法・経路を再現してテストを行います。公的資格を持つホワイトハッカーが診断を実施し、シナリオに沿った疑似攻撃を通じて、組織の防御・検知・対応能力を総合的に評価します。
3. 経営・事業インパクト重視の評価と改善提案
テスト結果を基にサイバー攻撃による経営への影響(収益・信用リスクなど)を明示し、対策の優先順位付けを支援します。さらに、事業目標や経営戦略に連動した改善ロードマップを策定し、投資対効果の高いセキュリティ対策をご提案します。

支援範囲とステップ(例)

下図は本サービスの一般的な流れです。ご要望に応じて支援範囲のカスタマイズも承ります。

支援範囲とステップ(例)

ニュートン・コンサルティング株式会社 概要

社名 ニュートン・コンサルティング株式会社
所在地 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F
設立 2006年11月13日
資本金 30,000,000円(2024年12月末時点)
代表者 代表取締役社長 副島 一也
事業内容 リスクマネジメントに関わるコンサルティング

サポート実績

民間企業をはじめ官公庁や地方公共団体、国立大学法人に至るまで約2,100社の支援実績を有する

本件に関するお問い合わせ先

社名 ニュートン・コンサルティング株式会社
担当 吉田
TEL 03-3239-9209
Email info@newton-consulting.co.jp

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