急速に進化するデジタル社会において、企業のITシステムは業務継続の中核を担う存在となっています。しかし、サイバー攻撃やシステム障害など、ITを脅かすリスクは日々高度化・多様化しており、従来のBCP(事業継続計画)では十分に対応できないケースも増えています。
本講座では、IT-BCP/サイバー攻撃対応BCP(ITに関する事業継続計画)の必要性とその役割を起点に、「IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの必要性」、事業継続計画との関係を解説した「BCPとIT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの関係性」、そして緊急時対応に関する「IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPとインシデント対応の違い」について取り上げます。また、IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの構築にあたって重要な要素である「IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPと復旧目標に関する関連用語(MTPD、MBCO、RTO、RPO、RLO)」と、IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの検討にあたって考慮するべきRASISなどを解説した「復旧目標以外の重要な指標」もご理解いただけます。
この講座は、企業の全社BCPの事務局を担当されている方、ITシステムの継続を設計する情報システム部門の皆様にとっても、有益な内容です。
本e-learning講座は、1本10分程度の動画講座を5本ご用意しています。各動画講座にミニテストがついていますので、ご自身の理解度を都度確認できるほか、最後の総合テストで最終的な知識定着を図ります。(動画講座は必要に応じて順次改訂・追加・削除されます)
本講座を通して、IT-BCPの全体像を把握し、自社の事業継続計画にITの視点をどのように組み込んでいくか、検討いただければと思います。
受講ポイント
- IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの必要性をご理解いただくため、全社BCPとの関係性や、インシデント対応との違い、そして計画構築に必要な用語や手法について体系的に学ぶことができる
- IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPの構築にあたって重要なMTPD、MBC、RTO、RPO、RLOといった用語の意味をしっかりと理解することで、計画策定や運用における勘所を学ぶことができる
受講前に受講者が持つよくある悩みや疑問、ニーズ
- IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPを策定する必要性は理解しているけど、具体的に何から考え始めればいいのか分からない
- 全社BCP全体との連携をどのように取れば良いのかイメージできない
- IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPで考慮すべき重要な用語(MTPD、RTOなど)の意味がよく分からない
- 自社のシステムにとって、どのような復旧目標を設定するのが適切なのか判断できない
- IT-BCPを策定・運用することで、事業継続にどのようなメリットがあるのか具体的に知りたい
- IT部門だけでなく、BCP事務局もIT-BCP/サイバー攻撃対応BCPについて共通認識を持つ必要性を感じているが、どこから学べば良いか分からない
このようなお客様におすすめします
- これからIT-BCPについて体系的に学ぼうとされている方
- IT部門に新たに配属され、IT-BCPの基礎知識を習得する必要がある方
- BCPの事務局に配属され、IT-BCPとの連携について理解を深めたい方
- ITの知識はあるが、事業継続計画(特にIT分野)の知識は初心者の方
- IT-BCPの必要性、BCPとの関係性、インシデント対応の基本を理解したい方
e-learningコンテンツ一覧
内容: |
- 動画講座 約50分(5本)
- ミニテスト 各動画に付属
- 総合テスト
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講義内容: |
- IT-BCPの必要性
- BCPとIT-BCPの関係
- IT-BCPとインシデント対応の違い
- IT-BCPと関連用語
- 復旧目標以外の重要な指標
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備考: |
※コースの内容は変更および追加の可能性があります。
最新の情報はお問合せください。 |
受講効果
- 本講座を通して、自組織の事業継続活動におけるITの重要性や、IT-BCP/サイバー攻撃対応BCPが果たすべき役割を理解することができる
お申し込みについて
受講料 |
1万円(税別)/人 |
契約期間 |
3ヶ月 |
ご利用開始まで |
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買取 |
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