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ERM中級コース対面講座:リスクマネジメント中級研修(ERM基礎)

  • ERM
  • 対面講座

本対面講座は、「ERM中級コース」のe-learning講座と併せて受講いただくことで学習効果が最大化するように設計しています。是非e-learning講座の受講もご検討ください。

e-learning講座のご紹介および対面講座との違いにつきましては、本ページ下部に記載しております。

本対面講座は、全社的リスクマネジメント(ERM)の基礎を学べるコースです。なお、ERMとは、全社の目的・目標に影響を与えるリスクをコントロールする活動や仕組み、能力を言います。企業の目的・目標達確度を向上させるツールと言い換えることもできます。ERMの整備・運用は会社法に定める内部統制でも求められているところであり、こうした活動に少しでも従事する可能性のある方には必要な知識です。

ERMは、巻き込むべき利害関係者が多く、本質を理解せずに整備・運用を進めてしまうと、形骸化しやすくなります。そうならないためにも、関係者は必ず「ERMの目的や意義はどこにあるのか?」「それを実現するための活動とはどのようなものか?」「具体的にはどうやって実践するのか?」「実践するにあたっての落とし穴や勘どころはどんなものがあるか?」について学習することが必要不可欠です。本講座はこれら全てをカバーしています。

本講座の最大の特徴は、わかりやすさを徹底的に追求していることです。そのために身近な事柄に例えたり、ビジネスシーンでの具体例をご紹介したり、イラストを活用して解説しています。学習したことが確実に身になるように、参加者の皆さまにも、ワークショップを通じて、実際のERMをシミュレーション体験していただきながら進めていきます。普段から現場を経験しているコンサルタントが講師を担当しますので、実例も豊富ですし、適宜お客様の悩みについてもキャッチボールしながら進めていきます。

<ERM研修マップ>

◆受講ポイント◆

  • リスクマネジメントとERMの違いを学べる
  • 他の仕組み(コーポレートガバナンスや内部統制、危機管理等)との違いを抑えつつ、ERMを体系的に捉えることができるようになる
  • ERMの本質や特徴、用途を学べる
  • ERMの整備・運用の実例を学べる
  • ERMの考え方や押さえるべきポイントを学べる
  • ERMを改善するための一般的なヒントを得ることができる
  • 現場で活躍するコンサルタントによる最新事例をご紹介

◆受講前に受講者が持つよくある悩みや疑問、ニーズ◆

  • そもそもERMとリスクマネジメント、内部統制等との違いがわからない
  • ERMのゴールや意義、理想系/あるべき姿がわからない
  • これからERMに本格的に取り組もうと思うので、十分な知識を身につけておきたい
  • リスクマネジメントやERMの考え方は理解しているが、それを組織にどう適用すればいいかわからない
  • 何年もERMを運用しているが、どこがポイントなのか、今の活動が十分なのかどうか、判断がつかない
  • リスクマネジメントやERMの内部監査をしたいが、どこがポイントなのか、今の活動が十分なのかどうか、判断がつかない
  • 「ERM入門・初級コース」のe-learning講座または対面講座「リスクマネジメント初級研修」を修了しているか、同等の知識をお持ちであることを前提としています。判断がつきかねる場合には遠慮なくご相談ください。

このようなお客様におすすめします

・ERMを体系的に学び直したいという方
・これからERMを全社/事業本部/部門のために、設計・運用していく必要のある方
・ERMの事務局に新規に配属された方
・ERMの監査や評価・改善を行う必要のある方
・ERMを実質的に牽引していく必要のある方
・ERMを体系的に勉強し直してみたい方
・ERMについて、基本的な知識に加え、事例を中心に学びたい方
・他社のリスクマネジメント担当者との意見交換や講師への質問等のアウトプットを通じて学びを深めたい方

お申し込みはこちら

対面講座 プログラム

時間割 テーマ/内容
10分 イントロダクション
10分 ERMに必要な基礎知識(Part I)
 ・「リスクマネジメント初級研修」のおさらい
(リスク、リスクの種類、リスクマネジメント、リスクマネジメントの種類等)
 ・リスクとインシデント、危機の違い
15分 ERMに必要な基礎知識(Part II)
 ・内部統制とERMの関係性
 ・コンプライアンスとERMの関係性
 ・ISOマネジメントシステムとERMの関係性
 ・リスク選好とリスク基準
 ・ERMに関するガイドライン及びフレームワーク概要
25分 ERMの概要
 ・ERMのフレームワーク
 ・ERMの整備に必要なもの
 ・ERMの意義
 ・ERMの実践イメージ
65分 ERMの実践
 ・ERMの実践シミュレーション(事例会社を使ってのワークショップ形式)
 ・組織の理解
 ・事業目標の設定
 ・リスクアセスメントの実施
 ・リスク対応の実施
 ・モニタリング及びレビュー
 ・パフォーマンス評価の実施
30分 ERMの落とし穴・勘どころ
 ・ERMの有効性向上の方法
 ・リスクアセスメント手法
 ・組織風土のケアの方法
 ・力量管理の方法 等々
25分 終わりに(質疑応答含む)
 ・これからの不確実性を乗り切るERM
 ・力量確認テスト(持ち帰っていただきたいポイント)

※内容は変更されることがあります
※適宜休憩を挟みます

e-learning講座のご紹介・対面講座との違い

「ERM中級コース」のe-learning講座では、本対面講座で扱うERMの実践についての解説の他、GRCやリスクアペタイトといったERMの用語解説、内部監査についての基本、よく使われるリスクアセスメント技法についても動画で解説しています。ERMの実践以外にも、幅広く知識を習得したい方には「ERM中級コース」のe-learning講座をお勧めしております。

また、本対面講座の前にe-learningを受講いただくことで、ERMについて基本的な知識が身についた状態でワークショップに参加することができ、学習効率の最大化を図ることができます。また、対面講座受講後の復習、知識の定着確認として、e-learning講座のミニテスト、総合テストをご活用いただくことをお勧めします。

対面講座 開催スケジュール

開催日程 開催場所 受付状況
2023年12月14日(木) 13:00~16:00 オンライン開催 受付終了
2024年2月28日(水) 13:00~16:00 オンライン開催 受付終了
2024年3月27日(水) 13:00~16:00 オンライン開催 受付終了
2024年4月24日(水) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年5月24日(金) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年6月25日(火) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年7月23日(火) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年9月10日(火) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年10月24日(木) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年11月21日(木) 13:00~16:00 オンライン開催
2024年12月17日(火) 13:00~16:00 オンライン開催

開催要項

受講料 5万円(税別)/人
定員 20人(最小催行人数:3人)
その他
  • 複数名でご参加の場合は一括でのお申し込みも可能です。その際は備考欄にすべての参加者のお名前・メールアドレスをご記入ください。
  • 開催可否の決定は開催日の約2週間前となります。
  • その他ご不明点やキャンセル規定については、FAQをご確認ください。
お申し込みはこちら

受講効果

  • ERMに関する一般的な書物を効果的・効率的に読み、理解することができるようになります
  • リスクマネジメントやERMの有効性の評価や内部監査に役立てることができるようになります
  • ERMの設計について意見をしたり、サポートしたりすることができるようになります
  • ERMの整備・運用プロジェクトにおいて、意見をしたり、サポートしたりすることができるようになります
  • ERMの運用事務局の実務に役立てることができるようになります
  • 組織のリーダー(事業本部長や部門長、課長等)として、組織内のリスクマネジメント設計や改善に向けた建設的な提案ができるようになります

参加者の声

  • 随時質問を受けてくださり、理解を深めながら拝聴することができました。
  • 今まで現場におり、リスクに関しては何となくでしか理解していていない事も多く、考え方のベースとなりました。
  • リスクマネジメントは難しい印象でしたが、平易に説明いただき、取り組めそうな気持ちになりました。
  • 習得した内容を当社のリスクマネジメントのブラッシュアップに生かせるように、熱の冷めないうちに内部、経営層と議論したいと思います。
  • リスクマネジメントの本質に触れ、サステナビリティ推進全体の考え方にも活かせると思います。
  • 昔の会社でERMの進捗を監査していたことがあり、一定の知識はあるつもりでしたが、実際に体制を導入したことはなかったので、本日の研修は「勘どころ」など、参考になりました。
  • 代替戦略評価がCOSO-ERMのフレームワークに含まれていたということを初めて知り、学びがありました。
  • 非常に参考になりました。本日のワークショップをリアルに行う部署として、経営層での全社的リスクアセスメントを行う仕組み・部署そのものが必要で、そこから切り分けて各目的毎にリスクマネジメントを行っていくと理解しました。経営企画など、経営層直下の部署がリスクマネジメントをできるべきだと思うのですが、そのような部署がこのような考え方をどこまでしているのかが課題だと思いました。
  • 『「仕組みを仕入れたつもり」=楽しくない・褒められない・成果が見えない・背中が見えない』というのがとてもしっくりきました。社内リスクアセスメント・アンケートは積極的に記録するのですが、社内ディスカッションになると急に積極性がなくなる理由がわかりましたので、活動方法を検討します。
  • ワークショップで仮体験できて理解しやすかったです。細かい手法は別にして、リスク管理を担う部門の基本的な考え方=①トップの目線を外さない②横の部署をちゃんと巻き込んでコミュニケーションする③楽しくやる、ということが確認できて、今後の励みになりました。また、わずかながらでも、他社の方がどんな部署で、どんな悩みをもってリスク管理に取り組んでおられるのか垣間見ることができよかったです。
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