デジタルリスクアセスメント支援サービス
自社のデジタルリスクを認識
デジタルトランスフォーメーション(以下DX)という言葉が広く知られるようになりました。DXとは、企業がデジタル先端技術を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデル、新しい関係による価値を創出し、競争上の優位性を確立することを指します。昨今、多くの企業がこの変革の波に取り残されまいと、様々な先進デジタル技術を取り入れるようになってきました。
しかし、DXによって業務の変革が進む一方、そこには多くのリスクが潜んでいるのも事実です。新たな技術はその革新性ゆえ、サイバー攻撃や情報漏洩の端緒になりかねません。大手コンビニのスマートフォン決済サービスが不正利用されて大きな被害が発生し、開始早々サービス終了に追い込まれたのは記憶に新しいところでしょう。競争優位性を確保するためのDXが経営を脅かすような事態になっては元も子もありません。
本サービスは、DXによって発生し得る将来的なリスクを最小限に抑えることを目的とし、お客様が推進・検討しているDXにおけるリスク(以下デジタルリスク)があるかを分析し、具体的な改善策を提示するサービスです。
サービスの特長
- 1. デジタルリスクを可視化し、組織のあるべき姿に対するギャップを特定できます
- お客様のDX推進状況(将来構想含む)に関する調査を行い、組織としてのデジタルリスクの傾向を洗い出し、あるべき姿に対するギャップを特定します。デジタルリスクの傾向を洗い出す際には、国内外のガイドライン等に基づいて評価項目を検討するため、客観的かつ幅広い視点での評価が可能です。
- 2. ギャップに対する具体的な改善策を知ることができます
- デジタルリスクを可視化し、あるべき姿とのギャップを特定した上で、ギャップ解消のための改善ロードマップを作成します。改善ロードマップに基づき、規程やマニュアル等の改善、ルール・プロセスの最適化、体制変更、人材に必要なスキル強化、セキュリティプロダクトによるセキュリティ強化など具体的な改善策を提示します。
作業ステップ(例)
事務局等へのヒアリングを通じて、DXにおけるあるべき姿の設定や懸念事項を抽出し、ガイドライン等に基づく調査票を作成します。その上で評価対象組織への調査票を通じたヒアリングやインタビューを実施し、デジタルリスクを可視化し、あるべき姿とのギャップを特定します。全従業員に対してのデジタルリスク意識調査を行うことも可能です。実施期間は3ヶ月~となります。
サービス提供の主な流れは以下の通りです
デジタルリスク評価報告書イメージ
各社の先進事例や様々なガイドラインに基づき、重点を置いて改善すべきポイントや改善方法等をご報告します。