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ERM上級コース対面講座:ERM上級研修(ISO31000)

  • ERM
  • 対面講座

本対面講座は、「ERM上級コース」のe-learning講座と併せて受講いただくことで学習効果が最大化するように設計しています。是非e-learning講座の受講もご検討ください。e-learning講座のご紹介および対面講座との違いにつきましては、本ページ下部に記載しております。

「ISO31000 リスクマネジメント−指針」の短期間で効果的・効率的に学習したい方向けの講座です。なお、ISO31000とは、リスクマネジメントや全社的リスクマネジメント(ERM)を整備・運用するにあたって、活動の効果を最大化させるためにおさえることが望ましいベストプラクティスを示した国際規格のことです。

ISO31000は、汎用性が高い一方で抽象的な表現が多く、自力で学習することは難しい規格です。ISO31000を解説した書籍なども売られておりますが、具体的な事例に乏しく、理解の助けになるかというと厳しいと言わざるを得ません。そうした悩みを解決するために、リスクマネジメントや全社的リスクマネジメント(ERM)の理論と実践、規格のフレームワークに精通したプロフェッショナルが講師になって、わかりやすく解説しているのが本講座です。

本講座最大の特徴は、わかりやすさを徹底的に追求していることです。そのために規格を意識させずに規格を理解いただけるような設計をしております。身近な事柄に例えることはもちろん、ビジネスシーンでの具体例をご紹介したり、イラストを活用して解説しています。また、規格軸で解説するのではなく、「実際の場面ではどのようなリスクマネジメント実務を行うのか。そのどの部分が規格に当てはまる活動やポイントなのか」といった実務軸での解説を心がけております。つまり、「研修の中でわざわざ規格を読んだわけではなかったのに、気がついたら、規格の本質を理解できていた」ということを狙いとしております。

<ERM研修マップ>

◆受講ポイント◆

  • ISO31000の読み方を学習できる
  • ISO31000の用法(どの部分を実務に活かせるか等)を学習できる
  • ISO31000のエッセンスを学習できる
  • ISO31000の特徴や他のガイドラインとの違いが学べる

◆受講前に受講者が持つよくある悩みや疑問、ニーズ◆

  • ISO31000の読み方が全くわからない
  • 自組織にISO31000を活用した方がいいのかわからない
  • 部門関係者にリスクマネジメントに関する活動を依頼することができない
  • 経営に「我が社のリスクマネジメントは十分か?」と聞かれた時に、きちんと答えられる自信がない
  • ISO31000を実務と紐づけて正しく理解したい
  • 自組織におけるERMのあるべき姿を描いたり、課題を見つけたりするためのヒントを得たい
  • 自組織におけるERMの有効性監査をするためのヒントを得たい
  • COSO-ERMとの違いを知りたい

※注意事項)本コースではISO31000の規格書はお渡ししません。ただし、ISO31000の規格書をお持ちでなくても大事なポイントについて理解できる進め方をいたします。規格の購入を迷われている方はこの研修を受けてから判断いただくことをお勧めします

このようなお客様におすすめします

  • ERMを体系的に学習したいという方
  • ERMのベストプラクティスを学びたいという方
  • これからERMを全社/事業本部/部門のために、設計・運用していく必要のある方
  • ERMの監査や評価・改善を行う必要のある方
  • ERMの引き出しを増やしたいという方
  • ISO31000について、基本的な知識に加え、ERMの実践においてどのように活用するのかという視点で、事例をベースに学びたいという方
  • 他社のリスクマネジメント担当者との意見交換や講師への質問等のアウトプットを通じて学びを深めたいという方
お申し込みはこちら

対面講座 プログラム

時間割 テーマ/内容
5分 イントロダクション
10分 ISO31000の概論
  • 位置付け
  • フレームワーク
  • 規格の活用法
  • 他ガイドラインとの違い
  • 規格の構成等
5分 「プリンシプル」ベースのアプローチ方法
  • 8つの原則の意味と活用方法
30分 ERMの基盤整備
  • 事例会社紹介
  • 経営戦略とリーダーが示す方針
  • 規程やマニュアル整備
  • コミュニケーションルールや年間運用計画の策定
10分 休憩
30分 リスクマネジメントの手法検討と実践
  • 重大リスクの検討と管理体制・プロセスの設計
  • 管理目標及び、リスクとる・とらないの境界線の設定
  • リスクアセスメント手法の検討と実施
  • リスク対応
  • モニタリング及びレビュー
5分 ERMの成果と実績の振り返り
  • 1年間の総括とパフォーマンス評価
  • 次年度の活動方針の検討
5分 まとめ
20分 質疑応答及びクロージング

※内容は変更されることがあります
※適宜休憩を挟みます

e-learning講座のご紹介・対面講座との違い

「ERM上級コース」のe-learning講座では、本対面講座で扱うISO31000、ならびに同じくリスクマネジメントのガイドラインであるCOSO-ERMについての解説の他、ERMに関する様々な用語やリスクアセスメント技法、個人情報とGDPRについても解説しています。

リスクマネジメントのガイドラインの考え方を導入することは、自社のERMのレベルアップのために重要な要素の一つですが、ガイドライン以外にもより幅広く学び、ERMの多面的な側面を理解したいという方にはe-learning講座を併せて受講いただくことをお勧めしております。

本対面講座の前にe-learning講座を受講いただくことで、ISO31000についての基本的な知識が身についた状態で実際の運用を想定した講習に参加することができ、学習効率の最大化を図ることができます。対面講座では講師への質疑の時間があるので、疑問を解消することができます。また、対面講座受講後の復習、知識の定着確認として、e-learning講座のミニテスト、総合テストをご活用いただくことをお勧めします。

対面講座 開催スケジュール

開催日程 開催場所 受付状況
2023年12月12日(火) 10:00~12:00 オンライン開催 受付終了
2024年2月6日(火) 10:00~12:00 オンライン開催 受付終了
2024年4月11日(木) 13:00~15:00 オンライン開催 受付終了
2024年6月21日(金) 13:00~15:00 オンライン開催 受付終了
2024年8月29日(木) 13:00~15:00 オンライン開催
2024年9月26日(木) 13:00~15:00 オンライン開催
2024年11月14日(木) 13:00~15:00 オンライン開催

開催要項

受講料 3万円(税別)/人
定員 20人(最小催行人数:3人)
その他
  • 複数名でご参加の場合は一括でのお申し込みも可能です。その際は備考欄にすべての参加者のお名前・メールアドレスをご記入ください。
  • 開催可否の決定は開催日の約2週間前となります。
  • その他ご不明点やキャンセル規定については、FAQをご確認ください。
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受講効果

  • リスクマネジメントに関する一般的な書物を効果的・効率的に読み、理解することができるようになる
  • 従事する業務やプロジェクトにおいてリスクマネメントの要素を取り込んだり、建設的なアイデアを出すことができるようになる
  • 自組織のリスクマネジメントに関する活動を理解することができるようになる
  • リスクマネジメントの実務(業務)の意義とその内容を理解することができるようになる
  • 自組織のリスクマネジメントについて関係者と建設的な議論をすることができるようになる

参加者の声

  • 規格の概要と読み解く際に知っておくべき考え方を知ることができ、理解しやすくなりました。COSO-ERMとの対比も分かりやすかったです。また、実際にリスクマネジメントを行っていく上で誤りやすい事項(リスク評価と対応の関係など)、実務で起こり得る事項やその対応なども今後の業務の中で活かせる内容でした。機会があれば、過去に苦労したことや対応等をもっとお聞きしたいとも思いました。全体を通して非常に勉強になりました。

  • リスクマネジメントに関して全体的には理解していたものの、本コースにてISO31000で定義されている内容に沿って説明をうかがい、体系的に理解を深めることができました。

  • 今後、自社で注力すべき事項に関するヒントを得ることができました。

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