内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は4月4日、第17回サイバーセキュリティ戦略本部会合において、「重要インフラにおける情報セキュリティ確保に係る安全基準等策定指針(第5版)」を決定しました。同指針は、内閣官房サイバーセキュリティセンターのホームページ等を通じて、平成30年1月25日から平成30年2月15日までの間、意見募集を行い、決定されたものです。
本指針に記載されている項目は、PDCAサイクルに沿った項目となっており、策定は、情報セキュリティの国際標準である「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」に加えて、NISTの「重要インフラのサイバーセキュリティを向上させるためのフレームワーク」や「CSMS認証基準」等の重要インフラ分野関連の情報セキュリティの標準も考慮されており、重要インフラに関する主要な基準を網羅できるようになっています。