リスク管理Navi
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リスクマネジメントコンサルティングを手掛けるニュートン・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:副島 一也)は2025年10月14日、日本精工様による「BCM/BCP改善・再構築支援サービス」の導入事例を公開しました。
※所属先および役職名は、プロジェクト当時のものです。
産業機器や自動車など、あらゆる機械に不可欠な部品である「ベアリング」。日本精工様は1916年に日本初のベアリングメーカーとして創業し、国内シェアNo.1、世界シェアNo.3を誇る総合ベアリングメーカーとして業界を牽引し続けています。
東日本大震災以降、日本精工様はBCPを深化・発展させ、地震の事前対策や初動対応の課題整理、本社・各工場の事業継続訓練など、精力的な活動を続けてこられました。さらに、災害の激甚化・常態化や新型コロナウイルスの流行など、さまざまな環境変化にも対応してきました。このたび、事業継続力を一層高めるべく、従来の活動の妥当性を検証し、課題を明確化するプロジェクトに取り組まれました。
約1年半にわたるプロジェクトは、三段階で進行しました。
まず、BCM文書や活動を評価し、①復旧目標が過去の経験則に依存、②対策と復旧目標の連動不足、③事前対策への偏重、といった課題が明らかになりました。これを踏まえ、次にトップインタビューや経営層を対象としたワークショップで、事業環境を踏まえたリスク分析を実施。復旧目標など全社統一の方針を決定しました。
最後に、決定した方針に基づき、主要2工場で現場ワークショップを行い、事業を目標通りに復旧させるために必要な対策や課題について検討しました。その過程で、従来の地震中心の事象別対応から、経営資源に着目するリソースベースの考え方へと転換。その結果、経営層が再定義した復旧目標に対して、現場層も高い納得感を得ることができました。
BCM(Business Continuity Management)とは、組織にとって重要な事業の継続能力を維持・改善させるための活動です。BCP(Business Continuity Plan)は、有事の際の行動計画を指します。本サービスでは「ニュートン流BCP」の考え方に基づいて、企業の現状に合った、実効性のある継続可能なBCM/BCPの策定を支援します。
社名 | ニュートン・コンサルティング株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビルディング5F |
設立 | 2006年11月13日 |
資本金 | 30,000,000円(2024年12月末現在) |
代表者 | 代表取締役社長 副島 一也 |
事業内容 | リスクマネジメントに関わるコンサルティング |
社名 | ニュートン・コンサルティング株式会社 |
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担当 | 吉田 |
TEL | 03-3239-9209 |
info@newton-consulting.co.jp |