「フィッシング対策ガイドライン」が改正

掲載:2016年06月07日

サイバー速報

         
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フィッシング対策協議会は、「フィッシング対策ガイドライン」を改訂し、「同2016年度版」を公開しました。 同ガイドラインは、同協議会が2008年より提供しているもので、サービス事業者においてフィッシング攻撃の抑制やフィッシングの検知、発生時の対策などを紹介しているほか、消費者に向けた対策についても収録しています。 今回の改訂では、サービス事業者における事前事後の対策について優先度を3段階で明記。また、サービス利用者がフィッシングメールを判別できるようにする対策として、送信ドメイン認証技術「DMARC」についての記載を追加しました。 さらに消費者向けの対策として、「被害にあわないための5カ条」 を追加しました。

  1. パソコンやモバイル端末は、安全に保ちましょう。
  2. 不審なメールに注意しましょう。
  3. 電子メールにあるリンクはクリックしないようにしましょう。
  4. 不審なメールやサイトは報告しましょう。
  5. 銀行やクレジットカード会社の連絡先リストを作りましょう。