【速報】サイバー攻撃対策 NTTなど中心に40社の業界横断組織

掲載:2016年01月15日

サイバー速報

         
目次
産業横断で重要インフラ分野を中心とした重要な業界に関わる企業が連携し 2015 年6 月に発足した「産業横断サイバーセキュリティ人材育成検討会」では、このたび成果として、日本企業の組織構造とセキュリティ業務との関係についての実態分析を行い、必要な人材像の定義・見える化に向けた課題を抽出。今後、産業界が必要とする人材像の明確化と人材育成のためのエコシステム実現すると発表しました。

主な活動内容は、以下の 3 点です。
• 情報共有の推進
• 社内人材育成の推進
• 次世代に向けた人材育成の推進

現状、情報共有の推進については、参加企業が抱える課題や取り組みを相互に共有し、その活動自体が人材育成に活用。社内人材育成の推進では、人材像の定義・見える化に向け、日本企業におけるセキュリティ業務の実態把握、人材配置機能分布モデルを作成しました。次世代に向けた人材育成の推進では、有志企業による教育機関との連携方法の具体化に向けた議論を実施しています。 

本検討会の参加企業は当初の約 30 社から、現在(2016 年 1 月現在)は約40 社以上まで拡大しています。また、事務局はNTT、NEC、日立製作所が請け負い活動を推進しています。
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