日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)と日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は4月4日、「セキュリティ対応組織(SOC/CSIRT)強化に向けたサイバーセキュリティ情報共有の『5W1H』」第2版を公開しました。サイバーセキュリティに関する情報共有を行う際のポイントをまとめたもので、2017年に公開された初版の改訂版となります。
近年、様々な場面で情報共有の場や枠組みが設けられているものの、情報発信そのものの不足や、共有された情報を活かしきれていないという課題があることを受け、「5W1H」を切り口に情報共有のポイントを整理しました。今回公開された第2版では、実際のケースとフローを追加し、どの段階でどのような情報が共有されるべきかをより具体的に示しています。