ITガバナンス構築サービス
ITガバナンス構築サービスの意義
「ITガバナンス」とは、ビジネス目標を達成するために、IT化に伴い生じるリスクの極小化や、適切な投資判断に基づく経営効率の最大化を目指すものであり、それを担保するための体制、リーダーシップ、プロセス等で構成されます。
デジタルトランスフォーメーション(DX)を多くの企業が推進する昨今、企業のビジネス目標の達成におけるITの重要性はますます増しています。とりわけ、データの活用が重要視されるようになっており、データを有効活用できるかどうかがビジネスに非常に大きなインパクトをもたらすようになっています。
実際、ITガバナンスの教科書とも言うべきCOBIT 2019では、ITガバナンスを「I&Tガバナンス」と表現し、Information(データ)とTechnology(技術)両方が企業のビジネス目標を達成するために重要であると謳っています。そして、I&Tガバナンスは他の経営課題同様、取締役会および経営幹部の責任であると明示しています。
ITガバナンス構築サービスでは、経営とITの有機的な連携を実現し、データの有効利用、デジタル対応を強く意識した形で、貴社のビジネス目標達成に向けて支援いたします。
このようなお客様におすすめします
本サービスは、以下のような課題があるお客様を対象としています。
- DX時代を見据えてこれまで以上にITを活用したいが、何から始めればよいかわからない
- ITライフサイクル全般で多数の課題がある
- 日々業務で取り扱う膨大なデータの管理に課題がある
- 業務への影響が大きい障害が頻発しているものの、根本原因の改善に至っていない
- 経営者やビジネス部門に向けて、ITの価値をうまく伝えきれていない
- ITガバナンスを取り入れたものの、効果が出ていない
サービスの特長
- トップインタビューを通じてトップの思いをくみ取り、貴社の特徴にあったITガバナンス構築を支援します
ご支援の際にトップマネジメントのヒアリング調査を実施、トップの思いを支援全体に反映させます。 - 経営側、IT側の両視点から「ITの中長期的戦略」を策定します
トップインタビューや現状分析を基に、貴社独自のIT戦略策定のご支援をします。「経営がITに求めていること、できること」、「ITが経営に求めていること、できること」を明確にし、両者のギャップを埋めていきます。 - 経営・IT両方の視点からITと経営とが密に連携する組織体制構築を支援します
ビジネス視点でITについて意思決定できる体制構築支援をいたします。 - COBIT等のグローバルスタンダードのフレームワークを使い、現在の課題を明確にし、適切な改善策をご提案します
COBIT等のスタンダードとなるフレームワークを活用し、貴社の現在の状況を可視化します。その結果を基に具体的な改善策をご提示し、適切なITガバナンス構築を支援いたします。 - サイバー・情報セキュリティも加味したガバナンス構築を支援します
ITガバナンス構築にあたっては、セキュリティ体制構築も重要です。サイバーセキュリティの支援実績豊富な弊社では、ITの活用、ITのセキュリティ対策両者を実現することができます。
作業ステップ(例)
下記のようなスケジュールにて支援を実施いたします。
成果物イメージ
下記のような成果物を想定しています。
- ITガバナンス構築方針書
- トップインタビュー議事録
- ITガバナンス成熟度診断シート
- ITガバナンス成熟度診断結果
- ITガバナンス構築報告書
- ITガバナンス構築ロードマップ
お客様事例