中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン改訂版に対するパブリックコメント募集 IPA
掲載:2016年08月29日
サイバー速報
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情報処理推進機構(以下IPA)は8月19日、「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」の改訂版に対するパブリックコメントを募集することを発表しました。
当該ガイドラインは2009年に中小企業における情報セキュリティへの取組を定めたものでありますが、マイナンバー法の施行や、個人情報保護法の改正等による、状況の変化、セキュリティに対する責任の増大を踏まえ、IPAはその改訂を検討しています。
改定案では、第一部にセキュリティ対策を怠ることで企業が被る不利益や経営者に求められる責任等、経営者目線から見たセキュリティ対策の必要性、第二部には情報セキュリティ対策の実践の方法、マネジメントサイクルの構築や運用等、管理実践に関わる事項を挙げています。
IPAは今後ガイドラインのより一層の普及、内容の改善を目的に幅広く意見を求めます。意見提出の締め切りは9月2日16時で、IPAのメールアドレスで意見を受け付けています。