【速報】フィッシングレポート 2017 ~ 普及が進むユーザ認証の新しい潮流 ~を公開 フィッシング対策協議会

掲載:2017年06月16日

サイバー速報

         
目次
フィッシング対策協議会は6月15日、「フィッシングレポート 2017 ~ 普及が進むユーザ認証の新しい潮流 ~」を公開しました。このレポートは、同協議会のガイドライン策定ワーキンググループにおいて、フィッシングの被害状況、フィッシングの攻撃技術・手法などをとりまとめたものになっています。

本レポートの主な内容は以下のとおりです。 

・フィッシングの動向
  - 国内の状況
  - 海外の状況
・フィッシングこの一年
  - スピアフィッシング
  - クレジットカード情報を狙うフィッシングの増加
  - 国内の大学を狙ったフィッシング動向
・新しい攻撃手法・対策の動向
  - ユーザ認証のシステムに関する新しい動向 
  - ID フェデレーション
  - 他業界における参考となる取り組み
  - ソーシャルエンジニアリング
・まとめ

レポートによると、2015年から高水準で推移していた国内金融機関を対象としたフィッシングが春頃から急速に減少した一方で、LINEなどのSNSを対象とした攻撃が台頭しました。この傾向を受け、同協議会へのフィッシング情報の届出件数もやや減少しています。ただし、フィッシングサイトの件数は1.3倍に増加、ブランド名を悪用された企業の延べ件数も2015年の164件から2016年は261件と大幅に増加しています。
 
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