一般社団法人キャッシュレス推進協議会は3月29日、「コード決済に関する統一技術仕様ガイドライン」「統一用語集」を策定・公表しました。コード決済はQRコードやバーコードを用いた決済手法で、近年普及が進んでいますが、各事業者が独自仕様のサービスを提供しているため、店舗側や一般ユーザーの混乱が懸念されます。こうした状況を受け、今回のガイドラインおよび用語集を公表しました。
ガイドラインではコード決済の技術仕様を定め、店舗におけるコード決済サービスの自動識別や、一つのQRコードによる複数決済サービス対応を図ります。技術仕様は、QRコード決済のグローバルスタンダードといえるEMVCoの定めた仕様に準拠しており、海外事業者の受け入れなども見据えたものになっています。