国際電気通信連合(ITU)は7月、グローバル・サイバーセキュリティ・インデックス(Global Cybersecurity Index : GCI)の2018年版を発表しました。GCIは各国のサイバーセキュリティの取り組み状況について、法整備、技術、組織、キャパシティ・ビルディング(人材開発や啓蒙活動)、協力(関係各者との連携など)の5つの観点から総合スコアを算出し評価するもので、今回の2018年版は2014年・2017年版に続く第3版となります。
総合スコアのトップ3は1位英国(総合スコア0.931)、2位米国(同0.926)、3位フランス(同0.918)でした。日本(同0.880)は14位で、2017年版の11位から3ランクダウンしています。
レポートでは総務省の「NOTICE」、サイバーセキュリティ基本法の改正、NISCの情報共有システムの構築、第4次行動計画の改訂、CYDER、CYBER COLOSSEO、SecHack 365等のプロジェクトについて紹介しています。