「PSIRT Services Framework」の日本語版が公開 JPCERT/CC
掲載:2019年12月06日
サイバー速報
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JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月7日、「PSIRT Services Framework Version 1.0 日本語版」を公開しました。
PSIRT (Product Security Incident Response Team) は、組織が提供する製品の脆弱性に起因するリスクに対応するための組織内機能であり、製品のセキュリティに主眼を置いているところがCSIRTとは異なる点です。「PSIRT Services Framework」は、組織によるPSIRTの設置や運用を支援するため、国際団体FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)によって作成されました。本フレームワークはPSIRT のコンセプトや全体像、 PSIRT に求められる事項などについて説明しています
JPCERT/CCは、Software ISAC(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)と共同でFIRSTによる英語の原著「PSIRT Services Framework Version 1.0」を日本語に翻訳し、Panasonic PSIRTとSony PSIRTによるレビューを経て公開しました。